スキーシーズンの新たな取り組み
長野県白馬村は、毎年多くの外国人観光客に人気のスキーリゾートとして知られていますが、特に訪日中国人観光客の増加が際立っています。これに応える形で、五竜47索道協議会が提供する新しいサービスが話題を呼んでいます。
スキーリフト券販売の新方式
2023年11月30日、エイブル白馬五竜とHakuba47ウインタースポーツパークは、2023−24冬季シーズンの営業を開始しました。このシーズン、予想される訪問者数が昨年の123%に達するというデータもあり、過去20年の中で最高記録を更新する見込みです。しかし、このリフト券購入者の35%が訪日外国人ということを考えると、観光客の受け入れにおける新たな課題も浮上しました。
特に中国人観光客では、言語や決済の文化の違いが際立ち、スムーズなサービスを提供するにはこれらに対応した仕組みが必要でした。この点を解決するために、五竜47索道協議会は、WeChatベースの次世代型モバイルソリューション「QRSKI」を導入しました。
QRSKIの特長
QRSKIはWeChatのミニプログラムを活用し、観光客がリフト券を簡単に購入・取得できるよう設計されています。このプラットフォームで提供される主な機能は以下の通りです:
- - QRコードのスキャン: アプリのダウンロードが不要なため、手軽に利用可能。
- - 事前決済機能: 中国国内で広く使われるWeChat Payによるスムーズな事前決済が実現。
- - カスタマーサポート: 日本語と中国語の翻訳ツールを提供し、言語の壁を解消。
- - 交通案内: スキー場へのアクセス情報や周辺の交通案内が簡単に確認可能。
- - スキー場の紹介: 五竜・47エリアの魅力が詳しくサポートされている。
- - モーメンツ機能: 体験レビューを簡単に共有することで、観光客同士の口コミ効果が期待できる。
また、QRSKIは中国人観光客にとって馴染みやすいデザインが採用されています。
観光客満足度の向上
この取り組みにより、訪日中国人観光客は、スキー場に到着した際に自動発券機にQRコードをかざすだけで、無駄な待ち時間を省き、ストレスフリーな体験を享受できるようになります。また、施設内の混雑緩和や接客業務の軽減にも寄与することで、スキー場全体の運営効率も向上が期待されます。
まとめ
五竜47索道協議会は今後も、日本のスキー文化を楽しむ訪日観光客が快適に過ごせる環境を整えていく方針です。利用者の利便性が高まることで、日本の観光業のさらなる活性化が期待されます。
お問い合わせ先
住所:長野県白馬村大字北城1234-56
メール:info@goryu47.jp
公式ウェブサイト:
www.goryu47.jp
所在地:東京都港区虎ノ門 1丁目 17番 1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー5階
代表取締役:花 東江(ハナ トウコウ)
ホームページ:
www.qriness.co.jp
公式note:
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