舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』
2025-02-06 22:06:25

今江大地主演舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』熱狂の幕開け!

舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』が東京で盛大に開幕!



2024年2月6日、東京・あうるすぽっとにて今江大地主演の舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』が幕を開けました。この作品は、イギリスの喜劇作家マイケル・クーニーによる爆笑ノンストップコメディです。

ストーリー概要


舞台はロンドン郊外のエリック・スワンの自宅。2年前に職を失ったエリックは、架空の人物をでっち上げ、社会保障手当を不正に受け取るという荒技に手を染めていました。しかし、この大きな秘密は彼の妻リンダに隠されています。良心の呵責に苛まれたエリックは、もはやこの嘘を終わらせる決意を固め、でっちあげた人物を一人ずつ排除する計画を立てるのでした。

しかし、運悪く社会保障省の調査官ジェンキンズが自宅を訪れたことで、エリックの計画は大混乱に。彼は2階の間借り人であるノーマンを巻き込み、言い訳のストーリーを編み出そうと奮闘します。エリックは彼の嘘を重ねていくことに。果たして、彼とノーマンはこの窮地を切り抜けることができるのでしょうか。

役者たちの熱演


主人公エリックを演じる今江大地は、そのキレのある動きと軽快なセリフ回しで、心の内が徐々に暴露される苦悩を巧みに表現しています。対する松本幸大は、間借り人ノーマン役として持ち前のおおらかさを生かし、エリックにリアクションを返します。2人の息の合った演技が、観客を笑いの渦に巻き込む要因となっています。

脇役陣の豊かな個性


また、物語に絡むキャラクターたちも見逃せません。清水順二演じるミスター・ジェンキンズをはじめ、一癖あるキャラクターたちが次々と登場し、ストーリーはますます複雑に、しかし面白く展開していきます。彼らの存在が、エリックとノーマンの逃げ道を狭め、笑いを生む要素となっていきます。

演出の工夫と観客との一体感


演出の林明寛は、観客とのインタラクションを大切にしています。初日を前に行われた公開舞台稽古において、彼は「お客様の存在が作品のパワーを底上げする」とコメントしました。キャスト全員が観客に笑顔や楽しさを提供し、劇場全体が一体となる様子が印象的です。

稽古を重ねてきた今江と松本も、本作に対する自信を語り、観客を呼びかけています。彼らは「ぜひ劇場に足を運んで、コメディの魅力を体験してほしい」と強調しています。

作品の魅力を凝縮した舞台


『キャッシュ・オン・デリバリー』は、笑いが絶えないスピーディーな展開と、意外性のある結末が光る作品です。その完成度は高く、まさに名作の風格を持っています。心から笑える舞台を求める方には、是非劇場に足を運んで、観劇の楽しさを満喫していただきたいです。

公演情報


  • - 東京公演: あうるすぽっと 2月6日(木)~9日(日)
  • - 愛知公演: 名古屋市中川文化小劇場 2月14日(金)~16日(日)
  • - 大阪公演: 松下IMPホール 3月8日(土)~9日(日)

この舞台が多くの人々に喜びと笑いをもたらすこと間違いなしです。チケット購入や公演に関する詳細は、公式サイトをチェックしてください。


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