ブラインドサッカーとテクノロジーの革新
本日、Aruga株式会社と日本ブラインドサッカー協会(JBFA)が、極めて重要な競技力向上パートナー契約を結びました。これはブラインドサッカー女子日本代表がさらなる成長を遂げるための一環として行われ、この契約は2025年10月から2026年9月までの1年間にわたります。
Aruga株式会社のビジョン
Aruga株式会社は、「スポーツを通じて、生き抜く力を育む」という目標を掲げ、多岐にわたる活動を行っています。同社が提供する「Build」は、AI技術を活用したデジタル練習ノートで、目標設定から実行、振り返り、改善までのプロセスをサポートします。このツールは多くの部活動や育成クラブチームによって採用され、選手や指導者の資質向上に寄与しています。公式サイトは
こちら です。
下園良太代表取締役は、「日本ブラインドサッカー協会と共に、成長をサポートする環境を作れることを光栄に思います。視覚に頼らない競技だからこそ生まれるコミュニケーションや挑戦の姿勢は、Buildが大切にしている自ら考え行動する力そのものです」とコメントしています。この新しい取り組みでは、音声読み上げ機能が強化され、視覚に障がいのある選手も利用しやすくなっています。
JBFAの役割と目指す社会
NPO法人日本ブラインドサッカー協会は、ブラインドサッカーとロービジョンフットサルを統括する中央競技団体であり、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」を目指して活動しています。競技の普及と強化に加え、競技特性を活かしたダイバーシティ教育プログラムを展開し、社会全体への理解を深めています。彼らは2018年度には朝日スポーツ賞を受賞し、その活動が認められています。詳細は
こちらを参照ください。
理事長の金子久子は、「Arugaとのパートナーシップを結べたことを心より嬉しく思っております。このアプリケーションは、選手個々の成長やチーム全体のスキル向上に大きく貢献すると信じています。ブラインドサッカー女子日本代表が世界一を目指す中で、この協力関係は不可欠であると考えています」と語ります。
新たな挑戦に向けて
今回の契約により、Arugaはブラインドサッカー女子日本代表チームに対し、デジタル練習ノート「Build」を提供します。このツールは選手が自身の能力を最大限に引き出し、心身のコンディションを維持・向上させるための強力なツールとして機能します。加えて、選手たちはお互いにコミュニケーションを取り、挑戦的な姿勢を持ちながらトレーニングに取り組むことができます。
この取り組みは、ArugaとJBFA双方にとって意義深いものであり、ブラインドサッカーの普及と競技力向上を促進する新たな道を切り開くものとなることでしょう。今後も両組織の共同作業に期待が寄せられています。