ユーフォリアと住友生命
2025-03-06 14:38:03

ユーフォリアと住友生命、スポーツテックの新たな可能性を探る業務提携

ユーフォリアと住友生命、スポーツテックの新たな可能性を探る業務提携



株式会社ユーフォリア(東京都千代田区)は、住友生命保険相互会社(大阪市)との業務提携を発表しました。ユーフォリアは、アスリート向けにデータを管理するマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を提供し、10年間にわたり日本代表チームやプロスポーツチームのパフォーマンス向上を支援してきました。

提携の背景と目的


ユーフォリアは、コンディションの可視化やスポーツ科学に基づく知識を活かした新たな健康支援サービスを展開するため、住友生命と連携します。住友生命は、健康増進プログラムであるVitalityを通じて、顧客に役立つ新しいサービスの開発に注力しています。この提携によって、両者の専門知識を結集し、より幅広い層に健康支援の価値を提供することを目指します。

アスリートのために開発された「ONE TAP SPORTS」は、トレーニングのデータを一元管理し、パフォーマンス向上やケガの予防に寄与しています。これを基に、ユーフォリアは法人向けに「ONE TAP SPORTS for Biz」も展開し、働く環境での健康状態向上を図っています。住友生命のWaaS(Well-being as a service)の取り組みと相互補完的な関係を築くことで、実効性のある健康プログラムの提供に期待が寄せられています。

ユーフォリアの課題解決アプローチ


ユーフォリアは、「人とスポーツの出合いを幸福にする」というミッションを掲げ、テクノロジーを通じてスポーツに関連する諸問題を解決する姿勢を貫いています。主な提供サービスとして、アスリートのコンディション管理に特化したSaaS型データ管理システム「ONE TAP SPORTS」、スクール活動に適したDXプラットフォーム「Sgrum」、学生向けの練習記録アプリ「SportsMate」があります。

これらのサービスは、アスリートたちのトレーニングをサポートするだけでなく、一般企業のビジネスモデルに応じた健康経営支援にも対応しています。ユーフォリアのビジョンは、スポーツ界に留まらず、企業の労働環境や健康管理の分野においても応用され、広範な影響力を及ぼしています。

住友生命の概略


住友生命は1907年に設立され、生命保険業に特化した企業です。顧客の健康増進をサポートするために、Vitality健康プログラムを中心に、様々なサービスの開発に取り組んでいます。住友生命は、健康的な生活を促進するための新規事業の構築に力を注いでおり、顧客のウェルビーイングを支えるためのエコシステムの構築を進めています。

結論


この業務提携は、スポーツテック企業と保険会社という新しい形のコラボレーションとして、今後のデータ活用や健康管理の新たな方向性を示すものです。ユーフォリアが持つスポーツ科学の知見と住友生命の保険業務の専門性が組み合わさることで、健康支援の新たなモデルが生まれることが期待されます。両社の共同による新しいサービス開発が、より多くの人々にスポーツの価値を届けることに貢献することでしょう。


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