福岡カルチャー展
2025-07-29 12:43:22

福岡の文化を再発見する!「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」開催間近

福岡の文化を再発見する!「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」



2025年8月29日(金)から9月15日(月・祝)まで、福岡PARCOで開催される「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~」。この展覧会は、戦後の福岡における文学、映画、音楽、デザイン・建築、メディアなどの文化遺産を振り返りながら、地域のアイデンティティや歴史を再確認することを目的としています。入場は無料で、福岡市の中心地である天神に位置する福岡PARCOで、多様な文化体験ができます。

展示内容の概要



本展覧会では、各ジャンルの記憶すべき作品や著名な人物、特徴的なスポットを取り上げた内容が魅力です。福岡出身でシティーポップの先駆者である音楽家、大村雅朗氏や、映画監督の石井岳龍氏、さらには福岡のデザイン史に名を残すインテリアショップ「NIC」の紹介など、幅広い視点で展示が行われます。

文学セクション


福岡を舞台にした文学作品や、作品内に登場する具体的な場所をマップ上で紹介。直木賞作家の白石一文氏の作品も特別に取り上げられ、彼の作品を通じて地域の文学的な側面を考察します。

映画セクション


福岡にゆかりのある映画作品や監督の手掛けた作品を展開。特に石井岳龍監督の作品から、福岡を舞台にしたシーンをピックアップしたショートムービーが上映され、その魅力を視覚的にも感じることができます。

音楽セクション


キャバレーやナイトクラブが一般的だった時代に活躍した「箱バン」と称されるミュージシャンや、様々なコンサートが行われた九電記念体育館、シティーポップブームにおいて音楽界に足跡を残した大村雅朗氏の特集が行われます。音楽の魅力が多方面にわたり展示され、訪れる人々を惹きつけます。

デザイン・建築セクション


福岡のデザイン史に名を刻むインテリアショップ「NIC」や、長い歴史を持つ戦後の名建築についても紹介されます。福岡建築ファウンデーションの協力を得て、地域の建物がもたらす物語や美的価値を提示します。

メディアセクション


福岡の文化を支えてきたメディアについて、出版、放送、空間の3つの分類から紹介され総合的に地域の文化の発展を理解する機会を提供します。

オリジナルパンフレットの販売


会場では「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」のオリジナルパンフレットも販売。これは、映画監督の石井岳龍氏やデザインファウンデーションの松岡恭子氏、文学者の白石一文氏のインタビューを収めた内容で、展示の後も福岡の文化を持ち帰れるアイテムです。

まとめ


現代の福岡は、天神ビッグバンや博多駅前の再開発によって劇的に変貌を遂げつつありますが、この展覧会は過去の文化的な記憶を再確認する貴重な機会を提供します。「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」で、豊かな文化の水脈を辿り、新たな地域への理解を深めてみてはいかがでしょうか。


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