新しいアートの楽しみ方「THE DRIVE-THRU MUSEUM」
日産自動車が横浜市と手を組み展開する「THE DRIVE-THRU MUSEUM」は、アート鑑賞を新たな形で楽しむ体験を提案しています。このユニークなイベントは、2025年2月21日(金)と22日(土)の2日間にわたって開催され、参加者は自動車の車窓からアート作品を楽しむことができます。
この取り組みの特徴は、アート作品が屋外に設置されており、車内からでもアクセス可能な点です。日産のSUV「エクストレイル」の特性を生かし、クルマ移動でのアート鑑賞を実現しました。このイベントは、アートを身近に感じるための新しい手法として注目を集めています。
参加アーティストとその作品
参加するアーティストは、アマンダ・パーラー、ウェイド アンド レタ、松村咲希の三名です。各アーティストが特別に制作した作品は、一つ一つ異なるテーマやスタイルを持ち、観客を魅了します。
1.
アマンダ・パーラーの「ファンタスティック・プラネット」
この作品は、フランスのSFアニメからインスパイアを受けたもので、ユーモラスな視点で「遥か彼方からの訪問者」というテーマを描いています。もう一つの魅力は、アートとサウンドを組み合わせた表現です。参加者は静かな車内でアート作品の一部として耳を傾け、独特の音を楽しむことができます。
- アート設置場所:神奈川県横浜市中区新港1-5 新港中央広場
2.
ウェイド アンド レタの「Mixed Signals」
この特別な作品は、日産の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」に着目し、シンプルな日本の道路標識からインスピレーションを得ています。アートと自動車のシンクロが体験できる、この作品は、スムーズな走行と共に変化する姿を観察する楽しみを提供します。
- アート設置場所:神奈川県横浜市中区横浜公園 横浜公園みなと大通り側
3.
松村咲希の「The CARnvas」
彼女の作品は、力強さと優雅さを兼ね備えた中質ペインティングで、エクストレイルのデザインテーマと共鳴しています。町中の駐車場に設置されるこのアート空間は、見る者に新味ある鑑賞体験を提供します。
- アート設置場所:神奈川県横浜市中区太田町6-80 パラカ横浜市太田町第一駐車場
参加方法と楽しみ方
この新しいアート体験への参加は、事前応募が必要ですが、大変好評だったため、当日枠も用意されています。当日は先着順で、最大3名の乗車が可能です。
また、館内には「THE DRIVE-THRU MUSEUM MAP」が設置され、車窓から楽しめるその他のパブリックアートも紹介されています。観覧中は安全運転に配慮しつつ、助手席や後部座席からアート作品を鑑賞してください。
参加者には、横浜市内に点在するアートスポットを紹介するガイドマップも提供され、より横浜のアート文化を体感できる機会が広がっています。
横浜のアート文化を満喫しよう
「THE DRIVE-THRU MUSEUM」は、アートとクルマの新たな融合を促し、横浜市の魅力を再発見する絶好の機会です。普段とは違ったアート鑑賞の方法で、街を巡りながら新しい発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。参加を予定している方は、ぜひ早めに会場へお越しください!