SUPER FORMULAが御殿場高校と未来を繋ぐ！プロレーサーとエンジニアによる特別交流イベント開催

SUPER FORMULAが御殿場高校と未来を繋ぐ！

2025年10月7日、静岡県にある御殿場市立御殿場高校にて、SUPER FORMULAのプロレーシングチームが特別な交流イベントを開催します。このイベントは、現役のプロレーシングドライバー、イゴール・オオムラ・フラガ選⼿（PONOS NAKAJIMA RACING）と彼のチーフエンジニア、岡⽥淳氏が参加し、高校生たちとのキャリア教育支援活動の一環として行われます。

将来のエンジニア育成の一助として

交流イベントは、御殿場高校の創造工学科の1年生41名を対象に、午後13時25分から14時15分までの間で行われます。内容はトークショー形式で、モータースポーツ業界の様子やプロフェッショナルとしての心構えについて話される予定です。

具体的なプログラム内容

イベントでは、以下のプログラムが予定されています。

- レーシングチームの紹介
- プロドライバーとエンジニアの役割や仕事内容
- モータースポーツの魅力や面白さ
- 必要な経験やスキル、求められる人材像についてのディスカッション
- 質疑応答の時間
- 招待チケットの贈呈
- 記念撮影など

限定エンジン展示も！

特に注目すべきは、実際のエンジン「HR-417E」が展示される点です。本田技研工業とM-TECが手掛けた技術に触れることができる貴重な機会となっています。エンジンに興味を持つ学生にとって、直接見学できるというのはまたとないチャンスです。

パートナーシップの背景

この地域連携パートナーシップは、御殿場市および静岡県とSUPER FORMULAを運営する株式会社日本レースプロモーション（JRP）との間で締結されています。目的は、モータースポーツの振興と地域活性化。2024年から国内5つのサーキットとの結び付きが強化されており、鈴鹿市や日田市などとも連携が進められています。

SUPER FORMULAの魅力

SUPER FORMULAはF1に次ぐ速さを誇り、車両とタイヤ、エンジンにおいてパフォーマンス差がない「イコール・コンディション」が特徴。これにより、ドライバーの実力やチームの戦略、そしてチームワークが勝敗を分ける、まさに『世界最高峰のHUMAN MOTORSPORTS』と言える存在です。来場者数は増加傾向にあり、2025年シーズンには国内で7大会13レースが予定されています。

今後の展望

SUPER FORMULAの取り組みは、単なるレースイベントにとどまらず、次世代のエンジニアやドライバーを育成する機会にもなります。今回の交流イベントが、若者たちに新たな可能性と夢を与えることを期待しています。モータースポーツ業界の未来を担う若者たちが、一歩踏み出すためのきっかけとなることを願っています。これは単なる素晴らしい体験ではなく、地域全体がモータースポーツに影響を受け、その興奮を共有する機会でもあるのです。今回の御殿場高校との関わりが、さらなる地域活性化につながることを心より期待しています。