愛内里菜が再び映画の主題歌を担当
愛内里菜が映画『どうしようもない10人』の主題歌を手掛け、なんと21年ぶりのことである。この主題歌のタイトルは『紅音詩』で、彼女の名義としては「名探偵コナン 銀翼の奇術師」以来の挑戦となった。
『紅音詩』は、津軽三味線を代表する寿BANDとのコラボレーションによって生まれた作品で、愛内里菜の独特の歌声と和楽器が交わることで新たな音楽の深みを提供している。この曲の作詞と作曲は、寿BANDのアーティストである佐藤通芳が手掛け、緻密なプロデュースを行ったのは、渡辺美里や米米CLUBなど多くのアーティストを支えてきた編曲家、奈良部匠平だ。
映画『どうしようもない10人』は、北川博康監督による初監督作であり、アメリカ、中国、ロシアによって分断された近未来の日本を舞台にしたガンアクション映画である。今回公開されたPVにはその映画の本編映像も使用されており、視覚的にも期待感を煽る内容となっている。愛内の力強い歌声と津軽三味線や尺八などの和楽器の響きが重なり合い、アポカリプス的な世界観のなかで人々が抱える『希望』が力強く表現されている。
愛内里菜のコメント
愛内はこの曲に対する感謝の気持ちを語り、映画のテーマについて触れた。「北川監督の考え方に共感し、寿BANDの皆さんが生み出したサウンドには、緊張感と同時に人間の温もりを感じます。これは絶望の中にあって、希望が消えないことを表現した音楽だと思っています」と述べた。
愛内里菜との出会い
愛内里菜は2000年にデビューし、アニメ『名探偵コナン』の主題歌やオリコン初登場1位といった輝かしい実績を残してきた。最近では音楽活動が注目を集めており、2024年の夏祭りで寿BANDとの共演が話題となった。この共演は、リハーサル中にサプライズで行われたもので、愛内も和楽器の音色に合わせて熱唱した。
映画のあらすじ
『どうしようもない10人』は、分断された日本の中で食料難に苦しむ人々が、裕福な「マンズ」を巡って繰り広げる争いを描いている。主演には、福澤重文が起用され、彼の存在感が物語を支えている。
コラボレーションの背景
佐藤通芳は、北川監督との再会を契機に『どうしようもない10人』の音楽制作に関与することを決めた。和楽器を使った音楽は日本の文化をテーマにしており、深い物語の中で聴く人々に感動をもたらすことを目指しているとのこと。音楽と映像、俳優陣との高い完成度が求められる中で、ストーリーに沿った音楽が生まれることを期待している。
さらに、奈良部匠平も本作の音楽に自信を持っており、「映像と俳優のパフォーマンスが高い完成度を誇る。愛内里菜の声を通して劇中の女性たちの想いが伝わることを願っています」と述べている。
映画の公開について
映画『どうしようもない10人』は、2月21日から新宿K's cinemaで公開される。前売り鑑賞券は公式HPや公式Xにて発売中で、ファンにとって特別な作品となることが期待されている。音楽と映像、そして深いテーマが交錯するこの映画に、ぜひ注目してみてほしい。