日本と世界を繋ぐ新たなチャンス
株式会社アットムービーが発表した新しい特別プログラム、「ATMOVIE GLOBAL TRACK」は、国際的にも通用するプロデューサーを育成することを目指しています。このプログラムは、感動や熱狂を生み出すための作品を日本から世界へ届け、クリエイターたちが国際的な舞台で成功する手助けをすることを目的としています。
プログラムの背景
現在、日本国内では多くの映画が制作され続けており、その中で製作委員会方式が主流を占めています。この方式においては、複数の企業から出資が得られるため、安定した収益を生み出すことが可能になります。しかし、多くの関係者が参加することで、クリエイターたちのオリジナル企画が映画館で上映されるまでには、高いハードルが存在します。このような中、日本のクリエイターが海外で成功するためには、国際共同制作をリードする能力が求められています。
海外では、動画配信プラットフォームの増加や各国の文化芸術への支援が行われており、オリジナル企画への投資が活発化しています。これにより、作品が国境を超えて多くの観客に届けられています。この流れに乗るために、アットムービーは「ATMOVIE GLOBAL TRACK」を立ち上げました。
プログラムの特徴
このプログラムは2026年1月から6月までの半年間にわたり、海外展開に必要なスキルを身につけることを目的とします。参加者は、オリジナル企画のピッチを英語で完成させ、2026年5月12日から開催される第79回カンヌ国際映画祭でのピッチに登壇する機会を提供されます。
また、この映画祭と同時に開催される「Marché du Film」では、日本が特別に注目される「Country of Honour」に選ばれており、参加者が自分の企画を世界に提案する素晴らしいチャンスです。
メンター陣のサポート
プログラムには、国内外で活躍するプロデューサーがメンターとして参加し、インタラクティブなコミュニケーションを通じて参加者のスキル向上をサポートします。座学だけでなく、参加者自身の思考や感情の整理を助け、目標達成へ向けたコーチングも行われます。これにより、プロデューサーとして求められるマインドと技術を身につけることができます。
応募資格と方法
このプログラムは、経験や経歴ではなく、自分の作品を世界に届けたいという熱意を持つ人を求めています。応募を希望する方は、プログラム期間中に積極的に参加できること、自身の企画を持っていること、英語でのピッチが可能であることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
詳細な応募方法や必要な書類については、専用ページを確認してください。このプログラムを通じて、国際的な視野を持った次世代のクリエイターたちが育成されることを期待しています。
終わりに
アットムービー代表取締役の森谷雄氏は、クリエイティブな情熱を持つクリエイターたちが自らの言葉で企画を世界に発信する重要性を強調しています。今が、日本のコンテンツを海外に届ける絶好のチャンスです。この機会を利用して、共に新しい世界に挑戦してみましょう。