太陽光を利用したスノーボードの新体験
2024年3月29日から31日の3日間、山形県の湯殿山スキー場にて、スノーボードファンにお待ちかねのイベント「DRRREAM SESSION」が開催されます。このイベントは、DIGGIN‘ MAGAZINEが主催し、Burtonが特別協賛するとして、環境に配慮したユニークな取り組みが注目を集めています。
Future Lab.とのコラボレーション
「Future Lab.」は、太陽光発電を利用したロープトーを運用する革新的なプロジェクトです。2022年からスタートしたこのプロジェクトは、自然環境への影響を軽減し、次世代への体験を提供することを目的としています。スノーボード、スノースケート、スノートイを楽しむことができるこのイベントにおいて、ロープトーは雪面を移動するのに便利なリフトとして機能し、多くの参加者が太陽光の力を実際に体感することができます。
スキー場の未来を考える
日本各地の多くのスキー場が直面する課題、つまり降雪量の減少や老朽化は深刻です。それに伴い、多くのローカルスキー場が閉鎖の危機にさらされています。さらに、スキー場の運営には莫大なコストがかかり、リフトの運用が経営を圧迫する要因となっているのです。これらの現状を考えると、太陽光発電や蓄電池を利用した費用対効果の高いリフト運営は、持続可能なスキー場経営の新たな道を拓く可能性があります。
このような背景を踏まえ、今回の「Future Lab.」の開催は意義深いものであり、参加者に環境問題に対する意識を高める機会を提供します。
蓄電池の導入でより安定した運用を
今年の開催では、特に蓄電池の導入が注目されています。太陽光発電に蓄電池を組み合わせることで、曇りや雨の日でも安定してロープトーを運用できるようになります。これにより、訪れた多くの人々が様々な天候条件でも自然エネルギーを実感しながら、スノーボードを楽しむことができるでしょう。
Burtonの理念と未来への挑戦
Burtonは、「ピープル」「プラネット」「スポーツ」の3つの理念を掲げています。今回は、スノーボードを愛するコミュニティの力を結集させ、自然エネルギーを活用して未来のゲレンデを切り拓く挑戦として、このイベントを支援しています。また、参加者や情報を得た人々が、今後の行動のきっかけとなり、気候変動に対する意識を高める一助となることを期待しています。
B-Corp認証企業としての責任
Burtonは、社会や環境に配慮した企業としての責任も果たしています。B-Corp認証を受けたスノーボードブランドとして、環境負荷の軽減とコミュニティのポジティブな影響を追求しています。2030年までに、気候変動に対する成果を上げることを目指し、全世界のスノーボード文化の未来を支え続けていく所存です。
まとめ
この特別なイベントは、スノーボードを通じて自然を大切にし、持続可能な未来に向けた意識を高める素晴らしい機会です。湯殿山で開催される「DRRREAM SESSION」は、来る3月29日から31日。新しい形のスノーボード体験にぜひご参加ください。