介助犬フェスタ2025が盛況のうちに開催
2025年5月17日、愛・地球博記念公園にて「介助犬フェスタ2025」が開催されました。このイベントは、日本介助犬協会の主催のもと、介助犬を多くの方々に知っていただくことを目的としております。今年で15回目を迎え、愛知万博の開催から20年となるこの特別な日に、多くの参加者が訪れました。
安藤美姫氏が応援
介助犬フェスタには、介助犬サポート大使を務める安藤美姫さんが参加し、会場を盛り上げました。彼女は、介助犬への理解を深めるためのPR活動に尽力し、多くの来場者に向けてその魅力を伝える姿が見受けられました。天候はあいにくの雨模様でしたが、来場者は楽しみながら介助犬のことを学びました。
充実したプログラム
この介助犬フェスタでは、様々なコンテンツが用意されていました。特に目を引いたのは、盲導犬、聴導犬、介助犬の3種類の補助犬によるデモンストレーションです。それぞれの犬がどのような役割を持ち、どのように人々を助けるのかを実際に見ることができ、多くの人々がその魅力に触れる貴重な機会となりました。
また、毎年人気のチャリティーラッフルも行われました。宿泊券やスポーツチーム、アーティストからの協力品が並び、参加者は豪華なアイテムを手に入れる楽しみを味わいました。
次に注目されたのが、ツインバスケットボール体験です。この体験では、車いすバスケットボールのデモ試合が行われ、選手たちと一緒にバスケットボールの操作を学び、フリースローにも挑戦しました。特に子どもたちの笑顔が印象的でした。
参加者が愛犬と一緒に楽しめる「愛犬似顔絵」コーナーも大人気で、可愛い愛犬たちの絵がプレゼントされ、多くの思い出が作られました。さらに、犬による介入を通じて癒しを体験できる「癒しの部屋」も設置されており、そのプログラムではお散歩やふれあい、簡単なゲームが行われました。
また、愛知県を走るリニモのバディ駅長と一緒に記念写真を撮ったり、駅員の制服を着る体験もあり、子どもたちにとっても楽しい時間となりました。
日本介助犬協会の役割
日本介助犬協会は、愛知県長久手市で拠点を構え、全国規模で介助犬の普及に努めています。彼らの使命は、手足に障がいを持つ方々をサポートすることで、より多くの人が自立し、社会に参加できるようにすることです。全国で活動する介助犬は、現在約60頭。これらの犬たちは、障がい者の生活向上に大きく貢献しています。
さらに、同協会は「Dog Intervention®」という取り組みを通じて、動物介在活動や療法、虐待を受けた子どもたちのための付添犬の提供など、幅広い支援を行っています。介助犬の重要性を多くの人に伝え、理解を深めるために、SNSなどでも情報発信をしています。
公式サイトやSNSを通じて、今後のイベントや活動についての最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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介助犬の活動をより多くの方々に知っていただくため、今後もこのようなイベントが続くことを期待しています。