忌野清志郎の歌
2026-09-08 18:25:11

忌野清志郎の心を次世代へ!フジロックで響いた『PEACE SONGS』のメッセージ

楽曲を通じて続く忌野清志郎のメッセージ



2026年7月24日から26日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場にて行われた「FUJI ROCK FESTIVAL'26」。その最終日、7月26日には特別企画「忌野清志郎 PEACE SONGS」が登場し、多くの観客を魅了しました。メンバーには、グループNagie Lane(mikako、mayu、baratti)、シンガーソングライター片平里菜、そして暴動クラブ(釘屋玄、マツシマライズ、鈴木壱歩)などが参加。さらに、藤原さくらやROY(THE BAWDIES)などのゲストボーカルも迎え、各アーティストが忌野清志郎のメッセージを受け継ぎました。

バンマスのbarattiはMCで、忌野清志郎の影響とその歌詞に込められた深い思いについて語りました。清志郎も私たちと同じように悩み考えながら歌を作ったことを伝え、彼の大切な言葉を歌い繋げていくことをユニットのコンセプトとしました。そして、「世界平和をシンプルな形で届ける」ことを目指すと宣言しました。

開演前、忌野清志郎の「田舎へ行こう ~Going Up The Country」が流れる中、メンバーがステージに現れます。記念すべき1曲目はRCサクセションの「アイ・シャル・ビー・リリースト」。観客はその言葉に耳を傾け、強いメッセージを感じていました。ちなみにこの楽曲はボブ・ディランのカバーで、意外な形での継承が行われました。

続けて、福島出身の片平里菜が「日はまた昇るだろう東北の街にも」と歌い上げ、観客はその歌声に心を打たれました。2021年が東日本大震災と原発事故から15年という節目でもあり、自身の体験が歌詞と重なります。

2曲目は「LONG TIME AGO」。広島出身の釘屋玄がリードボーカルを取り、原子爆弾がテーマの反核ロックンロールを力強く披露しました。続けて演奏される「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、著名なモンキーズの楽曲をタイマーズがカバーしたもの。観客との一体感が生まれ、会場全体がそのハーモニーで包まれました。

「激しい雨」では、片平里菜が1番を歌い、mayuが2番を担当。歌詞に込められた深い意味は、現代社会の感情とリンクし、多くの人々の共感を集めます。演奏後、全員がアカペラで「世界中の人に自慢したいよ」を歌い上げる場面は感動的で、一体感をさらに高めました。

その後、「JUMP」では再び楽器を手にし、力強いロックンロールを披露。悲しいニュースが溢れる世の中で、シンプルな歌詞が勇気をもたらすことを実感させました。

最後にROYと藤原さくらが登場し、清志郎の深いメッセージを感じ取る。「愛し合っていれば何もいらない」というスピリットが際立ったところで、皆で「イマジン」を熱唱。この曲には、忌野清志郎の意訳が数箇所取り入れられ、まるで世代を超えたメッセージを送るかのようでした。終演後、流れたRCサクセションの「アフレる熱い涙」も、感慨深い余韻を残しました。

barattiが全曲をアレンジしたことで、忌野清志郎の名曲が持つ新たな響きが生まれました。普段異なるジャンルで活動しているメンバーが一堂に集まり、清志郎の歌を通して新たな表現を見せたこのユニットに、多くの観客が魅了されたことは間違いありません。今年のフジロックは多くの強烈なメッセージを届けており、「忌野清志郎 PEACE SONGS」もその一翼を担っていることが感じられました。


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