ドゥカティ創業100周年を祝う新たな挑戦
2026年9月11日、カンヌにて、ドゥカティが記念すべき創業100周年を迎え、その価値観をボートの世界に拡張する革新的なコラボレーションを発表しました。その名も「PIRELLI 44 | Ducati Edition」。これは、ピレリとSACS Marineとの共同開発によって生まれたモデルで、ドゥカティのスタイリングDNAを水上に具現化した代表作です。
このプロジェクトは、20年以上の間、Pirelli Speedboatsシリーズの開発で築かれたパートナーシップを基にしています。PirelliとSACS Marineのコラボによって生まれたこのシリーズは、高性能マキシRIBセグメントでのベンチマークとして名を馳せており、「PIRELLI 44 | Ducati Edition」はその歴史に新たなページを加えることになるのです。
色彩とデザインの革新
「PIRELLI 44 | Ducati Edition」は、特に9月10日(木)にZuma Cannesで行われたワールドプレミアで注目されました。この発表は、ヨーロッパ最大のフローティングボートショーである2026年カンヌ・ヨッティング・フェスティバルの一環として行われ、やはりドゥカティらしさを強調する場となりました。発表には、ドゥカティのCEO、クラウディオ・ドメニカーリをはじめ、ピレリとSACS Marineの重役たちが登壇しました。
クラウディオ・ドメニカーリは「このプロジェクトはデザインやイノベーション、パフォーマンス追求の自然な価値観の一致を表現しています」と述べ、特にSuperleggera V4 Centenarioからインスパイアを受けたカラーパターンやデザイン言語が、ドゥカティの本質を体現する強い個性を持ち合わせていることを強調しました。
限定生産と特別なるエンジン性能
「PIRELLI 44 | Ducati Edition」の生産数はわずか26艇。この数字はドゥカティの創業年1926年に由来し、特別感を際立たせています。特に、Centro Stile Ducatiとのコラボレーションによって開発されたカラーデザインは、100周年を記念する特別仕様であり、独特な存在感を放つものとなっています。
また、ボートのエンジンには、ドゥカティMotoGPマシンを彷彿とさせる500hp Mercury Racingエンジンが3基搭載されており、マキシRIBとしての卓越したパフォーマンスを実現。スピードだけでなく、安全性と快適性にもこだわった設計が施されているのです。これにより、高速でありながら操る楽しさを最大限に引き出すことが可能になっています。
スタイリッシュなデザインのディテール
さらに、Mannerfelt Design Teamによるスポーティなダブルステップハルや、カーボンファイバー製のハードトップ、Alcantara仕上げのダッシュボードは、ドゥカティのエッセンスを注入した仕上がりになっています。ボートのチューブパターンは通常のPirelliタイヤのデザインを基にしたものですが、今回は特別にSuperleggera V4 Centenarioに装着されているハイパースポーツタイヤのデザインが採り入れられています。
このボートは、エンジンを始動する前から特別な感動を与えるデザインと性能を融合させた、まさに「PIRELLI 44 | Ducati Edition」と呼ぶにふさわしい存在です。さらに、オーナー向けにカスタマイズ可能なナンバープレートも用意されており、一層特別感を増しています。
結論
「PIRELLI 44 | Ducati Edition」は、ドゥカティ創業100周年を祝う素晴らしいプロジェクトであり、わずか26艇のみの生産は、そのユニークさと限定性を強調しています。このボートは、ただの水上の移動手段ではなく、ドゥカティの情熱とパフォーマンスを象徴する特別な体験を提供することでしょう。今後のイベントや特別な企画を通じて、このプロジェクトの背後にある情熱やビジョンがどのように描かれていくのか、楽しみが尽きません。