新たな学びの扉を開く「越境部活動」
2025年10月から、新たな取り組みとして高校生向け「越境部活動」の第3期がスタートします。この活動は一般社団法人ウィルドアと特定非営利活動法人Leap forが共催し、地域と教育をつなぐことを目的として、より豊かな学びの場を提供することを目指しています。過去二回の活動を経て、全国の高校生たちが学校や地域の枠を越えて、新たな仲間や専門家と繋がる貴重な機会を得ています。
「越境部活動」とは何か?
「越境部活動」は、高校生が自由に自らの“ニッチな好き”を探求できるプラットフォームです。これまでに延べ40名以上の学生が参加し、学校外での学びの一環として新しい価値を見出しています。第3期では過去最多となる6つの部活を設置し、1日で完結する「1DAYプログラム」も追加されることにより、さらなる多様な学びの機会が提供されるでしょう。
現在活動中の第2期生は、東京でのオリエンテーション合宿を経て、オンライン活動に移行し、各分野で活躍する専門家からの指導を受けながら、独自のプロジェクトに挑戦しています。特に「エネルギー部」は、静岡県の「若者チャレンジファンド」に採択される快挙を達成。これは生徒たちの自主的な探究活動が地域社会に評価されたことを示しており、彼らにとって大きなモチベーションと自信を与えています。
第3期の新しい挑戦
第3期のご紹介として、6つの部活は以下のようになります:
1. 生成AI部
2. せかい留学部
3. スポーツ科学部
4. エネルギー部
5. まちデザイン部
6. スピーチ部
さらに新設された「1DAY限定プログラム」は、興味を持つ誰もが気軽に参加できるシステムで、部活動に参加する前の体験として活用できるポイントです。これに伴い、顧問陣も留学経験者や大学の研究者、現場のプロフェッショナルといった人々が揃い、多様な専門性で高校生たちをサポートします。
活動の流れとしては、10月にオリエンテーション合宿を行い、その後オンラインで週1回の活動を行う形です。12月には各部活の学びの成果を発表する「越境祭」が予定され、楽しみなイベントとなっています。
資金と志
このプロジェクトは三菱みらい育成財団による助成対象事業として認められており、資金面でも支えられています。
今後の展望
越境部活動は全国展開を目指し、他の教育機関や学校とも連携を図る予定です。地域社会との共創をも視野に入れながら、持続可能な学びのモデルを確立していく意向です。
参加情報
活動期間は2025年10月から12月まで。参加を希望する高校生(1〜3年生)を対象に、オンライン+対面での合宿形式で実施します。参加費は無料ですが、合宿にかかる交通費と宿泊費は実費負担となります。参加申し込みの締切は2025年9月19日です。興味がある方は、公式LINEに加入の上、申し込みフォームを提出してください。
越境部活動が全国の高校生にとって、新しい出会いや経験の場となることを願っています!