物流危機に挑む
2026-01-08 20:14:30

次の灯、物流危機を乗り越えるためのスマート工場化を開始

次の灯、物流危機を乗り越えるためのスマート工場化を開始



次の灯株式会社(本社:岡山県総社市)は、物流危機「2024年問題」に立ち向かうための新たな取り組みを発表しました。これは、代わりに失われた労働力を補う形での生産ラインの自動化となり、2031年に売上100億円を目指す戦略「Road to 10B」の一環です。これにより、月産能力を2.2倍に増強することを目指しています。

物流環境の現状と投資の必要性



現在、製品に対する需要は年率約140%と急成長を遂げています。特にリビルトDPF(排ガス浄化装置)への需要は増加していますが、未だ「職人の手」に依存した生産体制のため、供給が追いつかない状況です。このままでは、日本国内の物流システムが影響を受けかねないと危惧されています。そのため、次の灯は流通の安定性を確保するために自動化への大規模な投資が必要だと判断しました。

労働集約からの脱却



地方では深刻な人手不足が背景にあります。次の灯は労働力を増やすのではなく、ロボットやデータの活用により生産性を向上させる道を選択しました。本プロジェクトは、経済産業省の補助金にも採択された先進技術を活用し、「スマート・サーキュラー・ファクトリー」を構築するものです。

技術革新による生産性向上



このプロジェクトは、単なる自動化にとどまらず、職人の「暗黙知」をデータ化し産業用ロボットに実装することで、品質の均一化と生産性の向上を同時に実現することを目指しています。

労働負担を軽減するロボット導入



重量物の取り扱いや高圧洗浄工程においてロボットを導入し、作業員の身体的負担を軽減します。これにより、24時間稼働可能な生産体制を整備し、効率の良い作業環境を提供します。

デジタル化による品質管理



非破壊検査技術をラインに組み込み、DPFの詰まり具合や触媒の劣化度を見える化します。このデータにより、科学的な品質保証を行います。

生産能力の向上と新拠点の設立



2026年には中部拠点の開設や総社工場のライン改修を経て、2027年には月産1,120個体制を確立し「手作業の限界」を突破します。

ガバナンス体制と成長目標



次の灯は急成長するベンチャー企業にありがちな組織リスクを排除し、安定した成長を実現するためのガバナンス体制を構築しています。中期経営計画『Road to 10B』において、2031年までに売上100億円を目指します。

持続可能な組織運営



「働きがいのある会社」の認定を取得し、離職率が3%と低く、平均残業時間は月20時間以内を維持しています。また、累計1,783トンのCO2削減に成功し、環境価値を高めるビジネスモデルを確立しています。

CEOの意気込み



CEOの黒川聖馬氏は「地方の町工場だから手作業でいいという常識を捨て去る」と述べ、自動化による生産能力の強化が不可欠であることを強調しています。リサイクル業界での進化を遂げるため、金融機関や業界パートナーとの連携を強化していく方針です。

会社概要


  • - 会社名: 次の灯株式会社
  • - 所在地: 岡山県総社市真壁1448-1
  • - 設立日: 2018年7月2日
  • - 事業内容: 自動車部品リサイクル、環境関連技術開発
  • - 公式サイト: 次の灯公式サイト

今後も次の灯株式会社の取り組みから目が離せません。革新を通じて日本の物流を支えるその姿を応援しましょう。


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