NEO阿波踊り集団「寶船」、30周年の国際公演に成功
今年、NEO阿波踊り集団「寶船」は設立30周年を迎え、記念すべき活動を国内外で展開しました。その一環として、2026年2月6日から10日にかけてインド・ムンバイ、タイ・バンコクで特別公演を行い、海外進出30カ国を達成しました。この達成は、阿波踊りの精神を守りながら、新たな表現を追求してきた彼らにとって、重要なマイルストーンとなります。
原点に帰る、ムンバイでの舞台
寶船がプロ集団として初めて海外公演を行ったのは、実に12年前のムンバイでした。2014年に「Cool Japan Festival」でのパフォーマンスを機に、彼らの海外展開は始まりました。そして、今年の公演はその感動の地に再び帰る試みとなり、特別な意味を持っていました。2月6日から8日までの間、ムンバイ・ワーリー地区で行われた「Japan Matsuri in Worli」にメインゲストとして参加し、約6,500人の観客が来場しました。
観客は圧倒的な熱量を持つ阿波踊りのパフォーマンスに魅了され、演舞が始まると多くの観客が自然と踊りの輪に加わり、一体感を生み出しました。中には、12年前のイベントで寶船を知った熱烈なファンもおり、宗教や言語の壁を超えた交流が生まれました。これは、30周年にふさわしい光景でした。
タイ・バンコクでの初公演
続いて、2月10日にはタイ・バンコクで「TOKYO HIGHBALL」という日本食レストランで公演が実施されました。タイ徳島県人会の協力の下、このイベントは実現しました。会場には現地在住の阿波踊り愛好者や、徳島にゆかりを持つ観客が集まり、約30名が参加しました。
公演後には参加者全員による輪踊りが展開され、国境を越えて阿波踊りの輪が広がりました。このタイでの公演をもって、寶船の海外展開は30カ国に達成しました。
30周年に刻まれた新たな出発点
「寶船」は1995年に設立されて以来、国内外での阿波踊りのパフォーマンスを続けてきました。今年の公演は、プロ化の原点であるムンバイでの凱旋と、30カ国目の達成という二つの重要な節目が一つのツアーに集約され、次の30年間への出発点を生み出しました。
今後も寶船は新たな未踏の地へと挑戦しつつ、世界中に阿波踊りの熱狂を届けていきます。
リーダーの想い
寶船のリーダーである米澤渉氏は「ムンバイは僕たちがプロとして初めて海外で踊ったすべての原点で、12年ぶりに帰ることができたことは、言葉にならない感慨があります。バンコクでは目標としていた30カ国達成を果たすことができました。これからも世界の未踏の地へ挑み続け、熱狂を届けていきます」と語っています。
寶船について
「寶船」は、阿波踊りを基にした新たな日本芸能の可能性に挑戦する「NEO阿波踊り集団」です。1995年に結成され、2012年に法人化。彼らの活動は26ヶ国72都市に広がり、様々な文化イベントに出演しています。また、日本文化を次世代に伝えるために、阿波踊りを通じて精力的に活動しています。
これからの「寶船」の活動に注目です。公式サイトは
こちらです。