サルデーニャ州の週
2025-07-03 12:24:23

サルデーニャ州の魅力満載!大阪万博イタリアパビリオンイベントリポート

大阪・関西万博で繰り広げられたサルデーニャ州ウィークの魅力



2025年の大阪・関西万博で、イタリア館に焦点を当てた「サルデーニャ州ウィーク」が6月22日からスタートしました。このイベントは、サルデーニャの伝統文化と現代の融合を体験できる貴重な機会であり、開幕式ではサルデーニャの伝統楽器の音色が会場を包みました。午前10時30分に行われたテープカットには、イタリア政府代表のマリオ・ヴァッターニ大使やサルデーニャ州の観光担当評議員フランコ・クックレッドゥ氏が出席し、サルデーニャの魅力を紹介しました。

サルデーニャの音楽を体験



同日の午後6時からは、サルデーニャの代表的な歌手であるカルラ・デヌーレのコンサートが行われました。彼女は、ブルーノ・ピッチンヌ氏やマルコ・ピラス氏と共に、サルデーニャの伝統楽器を交えたパフォーマンスを展開。特に、カルラが日本のために書き下ろした新曲「ムンドゥ・イン・トゥンドゥ」では、伝統楽器とサルデーニャ語のラップを組み合わせるなど、新しい試みが光りました。観客はそのリズムに引き込まれ、音楽を通じてサルデーニャの風景を体感できるとても特別な瞬間となりました。

伝統を受け継ぐ「ファンタ・フォルク」



次の日、6月23日には伝統音楽のデュオ「ファンタ・フォルク」によるコンサートが開催され、観客は彼らの自由な表現に酔いしれました。伝統に敬意を表しながらも即興演奏を取り入れるスタイルが多くの人々を魅了し、場は一体感に溢れていました。カルラ・デヌーレを含むゲストが共演し、さらに感動的なステージとなりました。

観光業に関するワークショップ



6月27日には、日本とサルデーニャの観光業者を対象にしたB2Bワークショップ「Sardinia Meets Japan」が実施されました。このイベントでは、参加業者が個別にサルデーニャの旅行商品の魅力を発信し、観光ニーズについての具体的な情報を共有しました。特に、文化や食に焦点を当てた旅行に関する関心が高まっていることが明らかとなり、体験型観光プログラムの存在意義が再確認されました。

サルデーニャの職人が織りなす魅力



また、サルデーニャ州ウィークでは地域の職人たちが特集され、「サルデーニャ:クラフトの島」というイベントが開催されました。サルデーニャの織物業者や陶芸家たちが登壇し、それぞれの技術や経験をシェアしました。彼らは伝統を守りつつ、未来の世代へその技を伝承する重要性を訴えました。陶芸家のロザウラやジュリアーナは、サルデーニャの文化的背景とともに独自の作品を発表し、観客の心に深い印象を与えました。

まとめ



大阪・関西万博のイタリア館における「サルデーニャ州ウィーク」は、音楽、工芸、文化などの多様な体験を通じて、サルデーニャの魅力を伝える素晴らしい機会となりました。各イベントには多くの来場者が訪れ、温かい反応が寄せられる中で、今後もさらに多くの人々にその魅力を届ける活動が期待されます。サルデーニャの文化や伝統を感じられるこのイベントは、訪れる価値があると言えるでしょう。


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