珠洲市でお菓子と音楽が織りなす癒しのカフェコンサート
2026年2月、能登半島地震の被災地である石川県珠洲市にて、「宏きな樹カフェ・コンサート」が開催されました。このイベントは、認定NPO法人「あっちこっち」によって行われ、音楽を通じたコミュニティ支援と被災者への心の支援を目的としています。
あっちこっちの活動
認定NPO法人あっちこっちは、2011年の東日本大震災をきっかけに設立され、社会貢献を目的に様々な芸術活動を展開してきました。プロの音楽家や若手芸術家が約80人携わるこの団体は、年間約300回の公演やワークショップを行い、ただのパフォーマンスにとどまらず、地域とのつながりを深めることを目指しています。
2026年2月で活動16年目を迎えた同団体は、現在も能登半島地震で被災した珠洲市で、その取り組みの一環としてカフェコンサートを実施。今回のコンサートは、音楽だけでなく、香ばしい手作りのお菓子も楽しむ場となりました。
宏きな樹カフェ・コンサートの開催
この日のコンサートは、フルート奏者の竹内あすかさんとピアニストの槙和馬さんによる素晴らしい演奏で、珠洲市内の「本町ステーション」と子供の居場所「すずっこひろば」で2日間にわたって開催されました。
初日は大雪に見舞われる中でも、当初予想していた10人を大きく上回る22人が来場し、2日目には67人が参加。お菓子と音楽を楽しむ人々で会場は溢れました。
参加者は、受付でボランティアによる手作りアーモンドヌガーやチョコクッキーを受け取り、挽きたてのコーヒーと共に味わいながら、音楽のひとときを楽しみました。
音楽と共に流れる穏やかな時間
コンサート中には、自然に口ずさむ声や互いに感想を語り合うシーンが見受けられ、参加者同士の心のつながりを感じることができました。生の音楽に感動し、参加者からは「優しい音色に心が癒された」といったコメントも多く寄せられました。特に子供たちが楽しめる曲も用意されており、歌を楽しむ姿が印象的でした。
被災地へのお菓子の贈り物
ボランティアたちが提供したお菓子には、現地の方々への思いが込められていました。「このクッキーで癒されてほしい」というメッセージが添えられ、参加者からは「美味しかった」という声があちこちから聞こえてきました。
現地の声と支援への感謝
珠洲市議会の浦秀一氏も、仮設住宅に住む方々の現状を心配しつつ、こうした活動によって笑顔が生まれることへの感謝の言葉を述べました。音楽やお菓子を通じて人々が集まり、つながることで、地域の活力が生まれるとの思いを語ってくれました。
まとめ
本イベントは、能登半島の被災地で人々が心から楽しむ場を提供する素晴らしい取り組みでした。音楽とお菓子の力で、地域の方々が少しでも心が温かくなるよう、今後もこのような活動が続いていくことを期待しています。音楽は時に言葉を超え、人々の心に直接響くもの。これからも、認定NPO法人あっちこっちの活動に注目していきたいと思います。