ジゴワッツ、VVDNとの戦略的提携を発表
株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区)が、インドの大手技術開発企業VVDN Technologies Pvt. Ltd.(以下「VVDN」)とEV充電インフラの分野で戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。この提携は、急成長を遂げるインドのEV充電市場において、両社が手を組むことでより強力な協業を目指すものです。
インドEV充電市場の拡大
インド政府は2030年までに販売車両の30%を電動化するという野心的な目標を掲げており、そのための充電インフラ整備に力を入れています。特に2024年以降は充電ステーションの数が急増することが見込まれており、充電インフラ市場の成長率は年平均30~40%に達する可能性があると言われています。つまり、この市場は今後非常に注目される分野となるでしょう。
ジゴワッツの強み
ジゴワッツは、ハードウェアとソフトウェアを一体として提供できる数少ない企業の一つです。自社の小型高性能充電器「Ella」や「産業用モデル」、さらにクラウド型課金管理プラットフォーム「PIYO CHARGE」などを活用し、設置から運用・管理までワンストップでサポートしています。この統合されたアプローチにより、導入業者は複数のベンダーと連携する手間を省き、スムーズに充電インフラを導入できます。
パートナーシップの意義
2025年2月にジゴワッツはVVDNとの間で、EV充電器のグローバル展開に向けた製造や流通についての戦略的パートナーシップ契約を結びました。この契約を通じて、ジゴワッツの技術とVVDNの製造技術、現地ネットワークを融合させ、インド国内の充電インフラに加えASEAN諸国や中東、さらには欧州市場への展開を果たしていく狙いです。
今後の展望
ジゴワッツは、インド国内での量産と普及を進めるとともに、インド市場での成功体験を他の地域にも展開していく計画です。各国でのEV普及促進策が進む中、充電インフラに対するニーズが多様化することを見越し、柔軟で効果的なサポートを提供することに注力します。これにより、ユーザーがEVをより快適に利用できる環境を整えることを目指しています。
ジゴワッツについて
ジゴワッツはEV充電器市場において特異な存在感を持ち、小型EV充電器「Ella」や「産業用モデル」での革新を進めています。また、EV充電サービス「PIYO CHARGE」を提供することで、ユーザーのニーズに応えています。自社開発製品はもちろん、複数のEV充電事業者との協業やシステム開発にも取り組むことで、業界の発展に寄与しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ジゴワッツ(Jigowatts Inc.)
- - 所在地: 東京都中央区
- - 代表者: 柴田知輝
- - 事業内容: EV充電インフラ開発・提供、エネルギーマネジメントソリューション
- - 公式サイト: https://jigowatts.jp
このように、ジゴワッツとVVDNの提携が特に注目を集める理由は、両社が持つ技術とネットワークの融合によって、EV充電インフラの質が大きく向上することが期待されるからです。