シタヤジルシプロジェクトによる新作『パンドラの鐘』上演決定
シタヤジルシプロジェクトが2025年8月9日から10日にかけて、野田秀樹の戯曲『パンドラの鐘』を札幌の演劇専用小劇場BLOCHで上演します。チケットは2025年4月4日20:00から販売がスタートします。
シタヤジルシプロジェクトとは
2003年に設立され、延べ17回の本公演や35本以上の作品を上演してきたシタヤジルシプロジェクト。代表の下屋義仁が手掛ける脚本・演出作品を中心に、愛をテーマとした恋愛芝居を展開してきました。過去には野田秀樹の『贋作・罪と罰』や『Right Eye』の制作も行い、その実力を着実に高めてきています。
『パンドラの鐘』の見どころ
今回挑む『パンドラの鐘』は、太平洋戦争開戦前夜の長崎が舞台です。考古学者たちが古代の遺跡から掘り出した巨大な鐘が、歴史に存在しない古代王国の秘密をもたらします。この鐘は、古代王国の女王ヒメ女が名付けたもので、その音がもたらすものは希望なのか絶望なのか、観客は自身の目でその結末を見届けることになるでしょう。
あらすじ
物語は、古代遺跡の発掘作業をする考古学者たちが、長崎にある古代の遺跡から巨大な鐘を掘り当てるところから始まります。それは『パンドラの鐘』と呼ばれ、古代王国が過去に奪ったものであることが明らかになります。鐘から発せられる音の意味について、観客は物語の中で深く考えさせられることでしょう。
公演概要
- - 公演名: 『パンドラの鐘』
- - 公演日程: 2025年8月9日(土)〜8月10日(日)
- - 会場: 演劇専用小劇場BLOCH(札幌市中央区北3条東5丁目5岩佐ビル1F)
- - 出演者: ヒメ女役の日置智絵さん、ミズヲ役の岩渕拓也さんなど個性的なキャストが揃っています。
- - 脚本・演出: 野田秀樹
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上演時間: 約2時間
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チケット料金: 前売り2,500円(税込)、当日3,500円(税込)
チケット情報
公式のチケット販売サイト「カンフェティ」では、4月4日から劇場のチケット販売が開始され、さらに5月2日からは配信チケットの販売も予定されています。公演終了後にはストリーミング配信も行われるため、自宅からも作品を楽しむことが可能です。
公式ホームページでは過去の公演映像や今後の情報もチェックできるので、ぜひ訪れてみてください。
この新作『パンドラの鐘』がどのように演じられるのか、シタヤジルシプロジェクトの挑戦にぜひご注目ください。