SNSを活用したスポーツ団体の集客戦略の成功事例
はじめに
近年、SNSはビジネスにおいて重要なマーケティングツールとされていますが、特にスポーツ団体においてその活用は依然として進んでいない場合が多いです。今号では、BOTANICOが行ったスポーツ系SNSコンサルティングの成功事例を通して、SNSの可能性を探ります。
背景:スポーツ団体の集客課題
対象となったスポーツ団体は、以下のような問題を抱えていました。
- - 公式SNSの未運用もしくは活用不足
- - 活動内容や魅力が十分に伝えられていない
- - 入団のチャンスが口コミや紹介に依存
- - 認知度の低さが若者層や保護者層への影響
こうした課題に対し、BOTANICOはSNSの役割を見直し、情報発信に留まらず、入団や参加に繋がるマーケティングチャネルとして捉え直すことから始めました。
施策概要:SNS運用の新たな設計
本プロジェクトでは、単にフォロワー数を増やすことではなく、入団や参加へとつながる導線構築が最も重要な目標とされました。具体的な施策としては以下が挙げられます。
- - ターゲット層の明確化:年齢層、競技レベル、保護者層の明確化
- - 投稿内容の設計:練習風景や選手の成長物語を中心に
- - チームの価値観や気持ちを伝える発信
- - 投稿の役割分担:拡散を狙う内容と信頼構築のための内容を分ける
- - 最適な導線設計:プロフィールや投稿の内容を最適化
- - 継続的な改善:数値分析に基づくPDCAサイクルの実施
「成績を伝えるSNS」だけではなく、「参加後の未来を想像できるSNS」への転換が重要視されました。
成果:フォロワー数と入団問い合わせの劇的な増加
SNSコンサルティングが始まってから1年で、以下の成果が達成されました。
- - 総フォロワー数:0人から4,000人以上
- - SNS経由の入団問い合わせ数:0件から月2〜5件
- - 問い合わせ内容は体験参加や入団希望が中心
特に、「以前からチームの投稿を見ていた」「チームの雰囲気が良い」といった理由での問い合わせが多く、入団に際してのミスマッチがかなり減少したことが大きな成果です。
考察:入団成功のカギは何だったのか
BOTANICOはこのケースから、SNS運用成功の要因を以下のように分析しました。
- - 過程を見せることの重要性:結果だけでなく、その過程を伝えることで支持を得た
- - 人に焦点を当てたコンテンツ:選手や指導者のindividualityを見せ、共感を得る
- - ウェブ上の動線を統一:フォロワーの増加と入団へ誘導する流れを分断しなかった
- - データに基づいた運用:継続的に分析と改善を行った
SNSは、スポーツ団体にとって「中長期的な資産」として機能することが確認されました。選手やサポーターの人生の一部になれる可能性が広がっているのです。
まとめ:育てるSNSが人を集める
この取り組みを通じて、BOTANICOは、SNSがフォロワー数の増加と入団問い合わせを同時に実現できる手法の実証となったことを明らかにしました。
- - フォロワー数が0だった状態から、4,000人に成長
- - 入団の問い合わせが月に5件を超えるように
- - 口コミに依存せずに入団へつなげる道筋を構築
BOTANICOは今後も、スポーツチームや学校、クラブへのSNSを活用した入団促進支援を続けていく予定です。スポーツ団体がSNSを育てることが、参加者を集める基盤として機能することを確信しています。