地域を育む演劇ワークショップがふじみ野で初開催！中高生と大学生の交流の場に

演劇ワークショップで地域とのつながりを深める

2025年5月31日、埼玉県の文京学院大学ふじみ野キャンパスで、「中学生・高校生・大学生のための演劇ワークショップ」が初めて開催されます。これは、地域活性化を目指す文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野の主催によるものです。演劇に興味があるすべての参加者に向けて、多様な体験が用意されており、演劇未経験者でも楽しむことができる内容となっています。

ワークショップの目的と内容

このワークショップは、「演劇」「身体」「コミュニケーション」をテーマに、地域の中高生と大学生が集まり、演劇を通じた交流を促進します。特に注目すべきは、講師に劇団「青年劇場」の武智香織氏と林田悠佑氏を迎える点です。彼らの豊富な経験を活かし、参加者たちは身体や声を使ったコミュニケーションスキルを学ぶことができるでしょう。

具体的な内容としては、参加者はコミュニケーションワークを通じて、お互いの身体を使っての表現方法を模索し、最終的にはテーマに基づいた「絵」を身体で表現する創作演劇に取り組みます。このような体験を通じて、演劇の楽しさが広がり、参加者同士の絆も深まることが期待されています。

地域の子どもたちの“居場所づくり”にも貢献

文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野は、地域の子どもたちのための居場所づくりにも力を入れています。これまでも子どもたちが集まるイベントや、小中高生連携の作品制作などを進めてきました。今回のワークショップは、そうした地域連携の新たな試みにあたります。7月25日には、ふじみ野市のステラ・ウェストホールで行われる「青年劇場被爆80年・日本被団協ノーベル平和賞受賞記念公演『あの夏の絵』」と連動しており、地域活動の可能性を探る重要な一歩と位置付けられています。