伍代夏子さんと福田朱里さんが香川県で防犯活動を行う
香川県では、特殊詐欺の被害が年々増加しています。この度、伍代夏子特別防犯支援官とSTU48の福田朱里特別防犯支援官が香川県を訪れ、県警察及び百十四銀行との意見交換を通じて、被害防止対策について具体的に話し合いを行いました。
現在の詐欺の状況に迫る
最近の報告によれば、令和6年中の香川県における特殊詐欺の被害額はなんと68億円に達し、前年と比べて約3倍に増加しています。また、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害も急増しており、特に令和6年中の被害総額は23億円を超え、前年比で約2倍となっています。
この状況を受けて、特別防犯支援官の二人は香川県警察本部長と懇談し、被害の実態と防止策について知識を深める貴重な時間を持ちました。その後、百十四銀行で窓口行員との意見交換を実施し、金融機関がいかにして詐欺被害を防止するか、その視点についての情報共有が行われました。
対策と県民への呼びかけ
伍代支援官は、金融機関が顧客の金銭を守るために日々行っている声掛けの重要性を強調しました。「窓口での声掛けによって、詐欺に遭わずに済んだ人も多い」とし、急いでいるときであってもその声掛けを理解し協力してほしいと呼びかけました。
また、怪しい電話に対する警戒が必要であり、特に国際電話からの着信をブロックする手続きが無料であることを説明し、即座に申し込みをするよう促しました。これにより、多くの詐欺被害を未然に防ぐことができると信じているのです。
ATM詐欺の危険性とその対策
福田支援官も、最近多発している還付金詐欺について触れ、ATMsでの携帯電話使用がいかに危険かを強調しました。犯人がATMに誘導し、なるべく携帯電話の通話の野放しを促す手口が多い中、「ATMでの携帯電話の通話はしない、させない」という意識を持つことが重要だと呼びかけました。
まとめ
今回の訪問により、伍代夏子さんとSTU48の福田朱里さんからは、県民の皆さんが自ら詐欺に遭わないための対策がどれほど重要かを再認識する機会がもたらされました。こうした活動がますます増え、香川県の特別防犯支援が強化されていくことは、地域社会全体の安全に繋がるでしょう。
今後も、詐欺防止に向けた情報発信や地域との連携がさらに重要になっていくことが期待されます。