日本の映画市場を変える新たな波
9月17日(水)、映像業界メディア「Branc」にて、『Dialogue for BRANC #9』が開催され、フランス人映画配給者のティボ・ベネト氏が登壇します。このユニークなイベントでは、他国から日本市場に飛び込んだ彼の挑戦について深く掘り下げます。
イベントの背景
現在、日本の映画市場は厳しい競争に直面しています。インディペンデント映画は興行収入を伸ばしている邦画やアニメーション作品に押されており、厳しい市場環境が続いています。しかし、そんな中でティボ氏が洋画配給事業に挑戦する理由は一体何なのか。彼はフランスからやってきて日本映画への情熱を抱き、様々な逆境を乗り越えています。彼が自ら配給事業を立ち上げるまでの道のりや、初の配給作品『ジュリーは沈黙したまま』についてもお話しいただきます。
ティボ・ベネト氏の情熱
ティボ氏がどのようにして日本に渡り、映画業界に足を踏み入れたのか、そのリアルなストーリーは業界だけでなく、すべての挑戦者にとって貴重なヒントとなるでしょう。観光ビザでの来日から、業界の扉を開くまでの過程を通じて彼が得た貴重な経験が明かされます。特に彼が自らのビジョンをもとに選定したという『ジュリーは沈黙したまま』の買い付け背景については、多くの人が関心を寄せることでしょう。
イベントで学べること
1. グローバルな仕事術
ティボ氏の経歴から、映画業界でどのように国際的なキャリアを築いていったのか、その戦略を学ぶことができます。国境を越える挑戦の難しさや、成功の秘訣を知る貴重な機会です。
2. ビジネスの裏側
彼がどのようにしてヒット作を見出したのか、洋画の買い付け戦略や選定基準を学ぶことができます。特にカンヌ映画祭で高い評価を得た作品の選定プロセスについて詳しく伺えるのは、映画関係者にとって大変貴重です。
3. 対話と人脈
Q&Aセッションやネットワーキングを通じて、他の参加者と直接交流することで、今後のキャリアの可能性を広げるチャンスが得られます。業界のキーパーソンや仲間との新しいつながりを築く良い機会です。
どのような人におすすめか
このイベントは、映画配給や買い付けに興味がある方、国際的なキャリアパスに関心がある方、また映画ビジネスの新しいヒントを探しているプロデューサーやマーケターに特におすすめです。さらに、若手や学生にも業界の最前線を知る絶好の場になることでしょう。
開催概要
イベント名: Dialogue for BRANC #9
日時: 2025年9月17日(水)19:00~21:30
場所: 株式会社イード セミナールーム(東京都中野区)
参加費: BRANC MEMBERSHIP ライト会員(無料)、一般(2,480円)
申込URL:
Details Here
映画『ジュリーは沈黙したままで』について
ティボ氏が手がける初の単独配給作品『ジュリーは沈黙したままで』。15歳のテニス選手が直面する現代社会の厳しさを描いたこの作品は、映画祭でも高い評価を受けている注目作です。彼の情熱が込められたこの映画が、観客の心にどのように響くのでしょうか。
最後に
ティボ・ベネト氏のストーリーや、彼の未来の計画に触れ、業界の変革を共に考えてみませんか?このイベントは、映画業界に新たな風を吹き込むかもしれない貴重な機会です。ぜひ参加して、最新の映画ビジネスの動向を学びましょう。