映画館で味わう華やかなバレエ、ヌレエフ版『くるみ割り人形』延長上映中
バレエをスクリーンで楽しむ新たな潮流が続いています。特に、ルドルフ・ヌレエフ版の『くるみ割り人形』がTOHOシネマズ日本橋で大好評につき2月5日までの延長上映が決まりました。このクリスマスの風物詩ともいえる作品は、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの名曲に乗せて、幻想的な物語を織り成します。
パリ・オペラ座の魅力
350年以上の歴史を持つパリ・オペラ座は、世界最高峰の芸術の殿堂として知られ、多くの名作を世に送り出してきました。映画『パリ・オペラ座 IN シネマ 2026』は、同オペラ座の魅力を日本の劇場に届ける一大イベント。特に2演目が厳選され、それぞれ1週間限定で上映されることで、臨場感あふれる鑑賞体験ができます。
ヌレエフ版『くるみ割り人形』の特徴
本作はE.T.A.ホフマンの原作に基づき、魔法とファンタジーが融合した物語です。主人公クララが夢の中で成長する様子を描き、異なるキャラクターを一人のダンサーが演じ分ける演出が特徴です。特にドロッセルマイヤーと王子の二役を演じるダンサーには注目が集まります。
パリ・オペラ座の学生が演じる1幕のねずみたちのシーンは、ホラー映画さながらの迫力で観客を魅了し、クララの冒険が始まります。彼女が王子と共に旅をするお菓子の国では、豪華なディヴェルティスマンが繰り広げられ、家族連れでも楽しめるエンターテイメント性があります。
豪華キャストが織りなす舞台
クララ役には人気エトワール、ドロテ・ジルベールが登場。彼女は、少女が大人に成長する姿を豊かな表現力で演じます。また、王子とドロッセルマイヤーを演じるのは、若手エトワールのギヨーム・ディオップ。彼は注目の舞踏家として、ミステリアスな老紳士と理想の王子を巧みに演じ分ける才能を持っています。
成長著しい他のキャストも見逃せません。クララの姉役のビアンカ・スクダモアや弟のアントワーヌ・キルシェール、雪の精を演じるエロイーズ・ブルドンなど、豪華な顔ぶれが揃っています。
映画館ならではの体験
映画館でのバレエは、舞台では味わえない迫力のある音響と映像で強烈な感動を与えてくれます。パリ・オペラ座ならではの華麗なる舞台美術と衣装の美しさ、そしてチャイコフスキーの楽曲が観客を一瞬にしてクリスマスの夢へと引き込みます。
特に映像収録された公演は、ファンにとって貴重な体験であり、この機会を逃すことはできません。パリ・オペラ座の魔法にかかりながら、ぜひ大画面でバレエの魅力を堪能してください。詩情あふれるストーリーとバレエの優雅さが織り成す夢の世界が、心に残るひと時をお約束します。
上映時間は1時間48分。一般3,000円、学生は2,000円(税込)で観ることができます。この冬、映画館で特別なバレエ体験をぜひお楽しみください。