感動のドラマ『レンタル家族』が新宿で限定上映決定！心の絆を描く物語

映画『レンタル家族』が新宿で上映！

第23回中之島映画祭でグランプリを受賞した『レンタル家族』が、12月6日（金）から新宿K's cinemaにて1週間限定で上映されることが決定しました。本作は、「つながりを演じることで、本当の絆が生まれる」というテーマのもと、孤独に苦しむ現代人と変わりゆく家族の在り方を深く掘り下げています。

あらすじ

物語は、東京で働く主人公洋子の生活からスタートします。彼女は多忙な仕事を抱えつつも、認知症を患う母・千恵子の世話をしに実家に帰る日々を送っています。母の記憶が次第に薄れていく中、洋子は元夫のことを尋ねられるのが苦痛で、心に葛藤を抱えています。そんなある日、彼女は知人から「レンタル家族」という新たなサービスを紹介されます。

最初は戸惑いがあったものの、洋子はレンタル夫として呼んだ松下豪と意気投合。彼の提案で、虚構の家族を演じることになり、家族という形の中で本当の感情が芽生えていく様子が描かれます。これまでの家族の在り方を見直し、新たな幸せの形を探る洋子の姿は、多くの人々に共鳴を呼び起こすでしょう。

監督・キャスト

本作の監督は、初の映画作品が本作となる上坂龍之介氏。彼は学生時代から映像制作に興味を持ち、さまざまな制作現場で経験を積んできました。今回の映画では、登場人物たちが「演じること」と「本音の間」で揺れ動く姿を巧みに描いています。

主演を務めるのは荻野友里氏で、彼女が演じる洋子は、複雑な感情を抱えながら成長していく役どころとして多くの期待がかかっています。その他、駒塚由衣、松林慎司、田中壮太郎などの実力派俳優が名を連ね、SNSでも話題の俳優陣が共演しています。

映画のメッセージ

上坂監督はこの映画の製作にあたり、「心が通う大切な存在が、現代の倫理観や常識によって疎外されている」と感じ、それを肯定する作品を目指したと語っています。物語を通じて、時代や状況に縛られない、本当に大切な絆の再確認を促しています。

上映情報

『レンタル家族』は、2025年に公開予定で、89分の上映時間です。また、主題歌には不眠旅行の「homes」が起用され、映画の世界観を一層引き立てています。公式サイトやSNSもチェックして、ぜひこの感動的な作品を体験してください。

公式サイト: https://rental-kazoku.com

この機会に、心の絆を再考させられる映画『レンタル家族』をぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。