新型救急車C-CABIN導入
2025-05-08 14:49:51

平塚市民病院が新型救急車「C-CABIN」を導入し、未来の医療を支える

平塚市民病院が新型救急車「C-CABIN」を導入



神奈川県平塚市にある平塚市民病院が、最新鋭の救急車「C-CABIN」を導入し、その運用が始まりました。この新型救急車は、命を繋ぐ医療を実現するために、平塚市民病院の救命救急センターにとって重要な役割を果たすことが期待されています。

導入の背景


一般的に救急車は119番通報によって消防署から出動しますが、近年では救急車の出動件数が増加し、消防だけでは対応できないケースが増えてきました。そのため、病院が独自に「病院救急車」を持つ事例が増えてきています。平塚市民病院でも、年間1万件以上の救急搬送を受け入れ、「断らない救急医療」の理念のもと、さまざまな場面に対応できる救急車が求められていました。

C-CABINの特徴


「C-CABIN」は、広く、揺れの少なく、使いやすいという特徴を持つ新型救急車です。平塚市民病院に納入された車両は、医療現場の意見を基にカスタマイズされ、快適さと利便性が追求されています。

1. 揺れを最小限に抑える設計


大切な患者を搬送する際、特にECMOや小児用保育器を使用する場面では、車両の揺れを最小限に抑えることが求められます。C-CABINは、足回りの強化が施されており、快適な乗り心地を実現しています。

2. 電動ストレッチャーの導入


電動ストレッチャーが搭載されており、持ち上げや移動の際の負担を軽減します。このことで、搬送中の事故リスクが低下し、救急隊員の負担も軽減されます。ストレッチャーは左右にスライドするため、患者を中央に配置し、両側から医療行為ができるよう配慮されています。

3. 水洗い可能なフロア


平塚には大きな川や海があり、水難救助の需要も高い地域です。C-CABINのフロアは汚れにくく、砂や水で汚れた場合でも簡単に清掃できるように設計されています。

救急科部長の見解


平塚市民病院の救急科部長、葉季久雄先生は、「C-CABIN」の導入に関して、数年の比較検討を経てこの救急車を選んだと語ります。患者のみならず、医師や看護師といった救急医療に関わる全ての人々の負担を軽減するものであり、今後も現場の課題に応じて進化させていくことが期待されています。

DMM INSIDEで詳しい情報を公開中


さらに詳細な導入経緯に関するインタビューが公式オウンドメディア「DMM INSIDE」にて公開されています。ぜひご一読ください。
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ベルリングの取り組み


ベルリングは、救急・消防のハードウェアベンチャーとして、消防車の新たな利用形態の創造に取り組んでおり、「人に役立ち、未来をつくる。」という理念のもと、新型救急車C-CABINの開発に至りました。彼らの挑戦は、より多くの命を救うためのプロダクトを生み出すことに貢献しています。
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