磐田での大相撲
2025-12-24 11:35:51

磐田市で34年ぶりの大相撲開催!感動の巡業レポート

34年ぶりに磐田で開催された大相撲巡業



2023年12月18日、静岡県の磐田市で「令和7年冬巡業大相撲磐田場所」が行われました。このイベントは磐田市の市制施行20周年を記念して開催され、実に34年ぶりにこの地での大相撲が実現しました。約3,000人の観客が集まり、横綱や地元出身の力士たちを間近で観戦し、特別なひとときを楽しみました。

磐田での巡業イベント



イベントは市総合体育館で行われ、観客は本場所では味わえない地方巡業ならではの豊かな体験を享受しました。特に目を引いたのは、髪結実演。力士の髷を結う「床山」と呼ばれる職人が、翠富士関に大銀杏を結う様子を観客の前で披露し、その技巧に驚嘆する声が上がりました。

相撲甚句と笑いの取組



また、力士たちによる相撲甚句の披露もあり、七五調のリズムに乗せてユーモアを交えた歌が会場を明るくしました。さらに、力士たちが自ら相撲の決まり手や禁じ手をコミカルに紹介する初切も行われ、笑いに包まれる場面が多く見受けられました。

横綱の綱締実演



中でも特筆すべきは、第74代横綱豊昇龍関による綱締実演です。彼は伝統的な「網打ち」の儀式で、力士たちと共に土俵入りのための綱を作り上げました。化粧まわしを纏った力士たちが土俵に入る様子は、圧倒的な迫力で、観客からは大きな拍手が巻き起こりました。

地元力士の爽さんの活躍



この日、特に地元磐田市出身の爽さん(序二段)が登場し、会場は一段と興奮に包まれました。アナウンスされると大きな拍手が湧き上がり、試合では上手投げで白星を挙げました。彼は「磐田での巡業は初めてでした。地元の皆さんからの声援はとても嬉しいです。来年は力士として10年目を迎えるので、怪我をせずに頑張ります」と、充実した表情で語ってくれました。

迫力の取組と弓取り式



この日は、幕下や幕内力士たちによる迫力満点の取組も行われ、ファンたちが自分の応援する力士の名前が書かれたタオルを掲げる姿が見られました。イベントの締めくくりには、立王尚関による華麗な弓捌きが披露され、磐田場所を華やかに締めくくりました。

交流の場としての大相撲



この他にも、力士との握手会やちびっこ相撲など、参加者全員が楽しめるイベントが盛りだくさんに用意されていました。地元との交流が深まり、昔ながらの伝統が継承される素晴らしい機会となりました。34年ぶりの大相撲巡業は、多くの人々の心に残る思い出を刻んだことでしょう。


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