トークセッション「自分らしさ」で引き寄せる技術
2025年9月17日、ダイバーシティとイノベーションが重視される現代において、「自分らしさで引き寄せる──魅せる技術、伝える技術」というテーマで行われたトークセッションに、多くの参加者が集まりました。このイベントは、i-plugが提供する新卒オファー型就活サービス「OfferBox」と共催され、数々の挑戦を乗り越えてきた代表取締役 CEOの中野智哉氏とロックバンド「キュウソネコカミ」が登壇しました。
トークのスタート:笑いでつなぐ共通点
冒頭、中野氏の軽妙な自己紹介に続き、キュウソネコカミのメンバーたちが「就活に失敗したバンドと就活サービス企業の代表との会話、どうなる?!」と冗談を交え、笑いを誘いました。この場は、就活に苦しむ多くの人々にとって、心の重さを軽減するひとときとなりました。
起業とバンド結成の共通性
やがて、起業とバンド活動の共通点が浮かび上がってきました。中野氏は、起業時の大手企業との競争の厳しさを振り返り、キュウソネコカミも同様に、メジャーバンドとの競技での激闘を語ります。自らの道を切り開くことがどれだけ重要であるか、両者はその実体験をもとに強調しました。
苦難を乗り越えた力
中野氏は、困難なスタートを経てトップ営業マンへと成長した過程をシェアしました。営業成績が低迷していたとき、彼は自身の行動量で挑戦し、改善点を学ぼうとしました。7年の年月を経てようやく営業トップに立つことができたと言います。その過程には、バンドメンバーとの互いの理解と支えもあり、5年でメジャーデビューを果たしたキュウソネコカミとの対比が印象的でした。
自分らしさの大切さ
「自分らしさ」を貫くことの重要性が両者の共通テーマとして共有されました。中野氏は、企業においてもバンドにおいても、仲間集めが不可欠であることを指摘し、自らを理解し合える仲間との関係が成長を促すと語りました。
結論と今後の展望
トークセッションの最後に、中野氏は「社会に出たら多様な人に出会うので、自分を押し殺さずに求める仲間を探してほしい」と参加者に呼びかけました。このセッションは、若者たちに「自分らしさ」を大切にし、未来を自分の手で切り開く意義を再認識させる貴重な時間となったのです。
イベントの概要
このトークセッションは、次世代産業人材育成・活躍促進プロジェクト「SxPARK Fes 2025」の一部として開催されました。大学発スタートアップやグローバルな活躍を目指すテクノロジー人材の発掘・育成を目的としたこのイベントは、講演やブース展示など、多岐にわたるアプローチを通じて参加者に新たな視点を提供しました。