新たなスタンダード!「RADIAXION」
2026年10月1日、セノー株式会社が発表したのは、国内独自のスポーツフロア「RADIAXION(ラディアクション)」です。これは、国際バスケットボール連盟(FIBA)のLEVEL 1認定を取得したポータブルスポーツフロアで、国内で唯一の存在となります。この製品は、アスリートの身体に配慮した設計がなされており、現場の作業効率も向上させることを目的としています。
開発の背景
昨今、多機能アリーナの増加に伴い、土間コンクリートとポータブルスポーツフロアの組み合わせが一般的になってきました。しかし、海外製品はその重さや硬さから、選手や作業者に負担をかけていました。セノーは、長年体育設備の分野で経験を持つ企業として、選手や現場のニーズを耳にし、岐阜プラスチック工業と共同でこの製品を開発しました。選手の未来を守り、現場でのパフォーマンスを支えるための努力が結実したのです。
製品の特長
1.
唯一のFIBA認定品
「RADIAXION」は、EN規格に基づく性能試験を全てクリアし、公式にFIBA LEVEL 1認定を受けています。衝撃吸収やボールリバウンドといった重要な要素においても、高い性能を誇ります。
2.
軽量パネル設計
グラスファイバー入りの樹脂製根太を使用することで、パネル自体の軽量化が実現。設置作業が容易になるよう工夫されたデザインが特徴です。
3.
優れたプレー品質
放射状の樹脂製根太と72個のクッションゴムにより、均一な踏み心地とボールリバウンドの質が向上。製品の端部にはR1.0の面取り加工も施されており、安全性にも配慮されています。
4.
長寿命設計
大型積層フロア技術を駆使し、反りや隙間が生じにくい設計。木材の特性を逆手に取った設計が、フロア全体の平坦性を保つのにも寄与しています。
5.
柔軟な運用とメンテナンス
フルおよびハーフパネルを自由に組み合わせ可能で、さまざまなニーズに応じた運用ができます。定期的な保守点検や部品販売体制も整っています。
仕様概要
フルパネルの寸法はW2390×1198mm、厚み73mm、質量62kg。ハーフパネルはW1195×1198mm、厚み73mm、質量31kgと、それぞれに適応した設計がなされています。表面素材には国産カバ材を使用し、ウレタン塗装が施されています。さらに、施工方法にははめ込み式とパッチン錠固定方式を取り入れています。
将来に向けて
国内のアリーナが多機能化する中で、「RADIAXION」は国産スポーツフロアの新たなスタンダードとして確立される予定です。選手の未来を守り、現場の力を支える本製品の更なる進化に期待が寄せられています。
セノー株式会社と岐阜プラスチック工業
セノーは1908年の創業以来、スポーツと健康の未来を創出することを目指しています。また、岐阜プラスチック工業は1953年より、プラスチック製品に特化し、幅広い分野で製品を提供しています。両社の共同開発により生まれた「RADIAXION」は、スポーツ現場に新たな価値をもたらすことでしょう。