ヴァレオ、プネに新たな電動パワートレイン製造ラインを設立
2023年3月28日、フランスの自動車部品メーカーであるヴァレオがインド・プネで電動パワートレインシステム専用の最先端製造ラインを立ち上げました。新たなラインの稼働開始を祝った式典には、マヒンドラ社のオートモーティブ・ビジネス・プレジデントであるVelusamy R氏と、ヴァレオ・パワー・ディビジョンのCEOグザヴィエ・デュポンが出席しました。この新しい製造ラインは、未来の電動モビリティを実現するための重要なステップとなります。
次世代モデルへのe-Axle供給
ヴァレオは、インドの自動車メーカーであるマヒンドラから、同社の「Born Electric」プラットフォーム用の電動パワートレインの供給サプライヤーとして選ばれました。この製造ラインでは、高度な技術を駆使して、モーター、インバーター、減速機を統合した3-in-1のe-Axleを製造します。これにより、効率性とパフォーマンスの最適化が図られ、電気自動車の信頼性の向上に寄与します。
「Elevate 2028」計画に基づく重要な投資
グザヴィエ・デュポン氏は、この新しいラインがヴァレオの戦略プラン「Elevate 2028」において重要な役割を果たすことを強調しました。この投資は、インドにおける先進技術の現地生産を促進するためのグループのコミットメントを示しています。現地生産により、ヴァレオは若年層の雇用機会を創出し、インドの持続可能なモビリティのための基盤を築くことができるのです。
精密な自動製造ライン
新設されたe-Axle製造ラインは、電動パワートレインシステムに高い精度と効率を提供するために設計されています。このラインは、Uピンまたはヘアピン巻線のステーター・アセンブリ、減速機アセンブリやインバーター製造などを自動化したプロセスで構成されており、完全なデジタル化とトレーサビリティを実現しています。高度なオートメーションと厳格な品質管理システムが組み合わさることで、製造した製品の品質が保証されます。
ヴァレオのインドにおける歴史
ヴァレオは1997年よりインドでの事業展開を開始し、現在は6つの生産拠点と2つのグローバルR&Dセンターを運営しています。7,500人以上の従業員が在籍し、その多くが研究開発と生産活動に従事しています。ヴァレオは進化するEVエコシステムに貢献するため、先進的な技術と製品の地元生産を続けています。
持続可能な未来に向けて
ヴァレオは、パリ証券取引所に上場するテクノロジー企業であり、モビリティの安全性と持続可能性を向上させることに力を注いでいます。2030年には、電動化が進んだ「未来のクルマ」を実現するための技術的リーダーシップを確立し、自動車部品業界の変革を推進していくことでしょう。将来の製品やサービスには、より多くの利便性と持続可能性が求められ、その中でヴァレオの位置づけは重要なものとなるでしょう。
この新たな製造ラインの開設は、インドのみならず、世界中の電動モビリティに向けた動きに大きな影響を及ぼすことでしょう。