横浜マラソン2025に向けたスピード強化レッスン
6月28日(土)、横浜市立みなとみらい本町小学校では、「横浜マラソン2025」イベントの一環として、第3回「ランニングクリニック」が行われました。このプログラムは、フルマラソン創設から10年を迎える横浜マラソンを盛り上げるための取り組みとして実施されています。
横浜マラソンの新たな挑戦
今年の大会では、新たに「湾岸ハイウェイラン」というハーフマラソンに相当する種目が加わり、申込者数は合計43,720人を超えました。この中には、27,507人のフルマラソン参加者がいます。前年より約9,000人の増加ということで、盛況のうちに幕を開けることが期待されています。このように多くのランナーが集まるのも、横浜マラソンの魅力を証明する形です。
ランニングクリニックでの学び
「ランニングクリニック」では、月に一度のペースでトレーニングが行われており、特に横浜マラソンを目指すランナーを対象にサポートしています。元実業団で活躍していた選手や多くの経験を持つコーチ陣が、参加者に個別のアドバイスを提供し、各自の目標達成へと導いています。昨年も多くの参加者で賑わいました。
最近のクリニックでは、スピードを意識することがテーマとなり、インターバルトレーニングを取り入れていました。脳と身体に「速く走ること」を学ぶためのエクササイズが行われ、ウォーミングアップを経て、各目標タイム別にグループ分けがされました。炎天下の中でも、ランナーたちは見事に200メートルの走をこなし、確実にスピードを上げるためのトレーニングに取り組みました。
YouTuber そわんわんさんの参加
今回は、人気YouTuberの「そわんわん」さんも参加。彼女は10月26日(日)の横浜マラソン2025で初めてフルマラソンに挑戦する予定です。彼女のランニングクリニック参加後の感想は、初めての集団トレーニングに対する緊張感から始まり、参加者との交流が生まれたことに嬉しさを感じたようです。
「フレンドリーな雰囲気で、まるで友達ができたようでした。皆さんが応援してくれるのがとても素敵でした。」と語る彼女。普段は一人で走っているため、他のランナーと共に走ることで、自身の成長を実感できたとのこと。
走ることへの思い
そわんわんさんにとって、走ることは一見すると大変なことかもしれませんが、心を整えるための大切な方法として捉えています。日常のストレスを解消し、外の新鮮な空気を吸うことで心身に変化をもたらすと感じているとのこと。彼女は、走ることを始められない人へのアドバイスとして、まずは10分だけ走ってみることを勧めました。「そこから得られる気持ちの良さは、少しずつモチベーションを上げていくはずです」と語ります。
さらに、横浜マラソンに向けての意気込みも語ってくれました。「42.195キロを走ることは、本当に大きな挑戦。でも、横浜の綺麗な景色を見ながら走るのを楽しみにしています。」と、彼女は期待を込めました。
次回クリニックの案内
次回の「ランニングクリニック」は、8月16日(土)に日産スタジアムで開催されます。テーマは「スピード持久力強化」で、参加者はより長くスピードを維持できるようになることを目指します。申込は7月14日から始まるので、お早めに押さえておくことをお薦めします。
横浜マラソンは、地元愛あふれるランナーたちにとって特別なイベントであり、横浜の魅力を次世代に伝える絶好の機会です。今後のトレーニングとクリニックを通じて、さらに多くの人々がマラソンの楽しさを見つけられることを願っています。