48歳・競輪界のレジェンド、佐藤慎太郎初の著書が登場！

競輪界のトップレーサー、佐藤慎太郎の新著に迫る

48歳という若さで競輪界の頂点に君臨する佐藤慎太郎が、ついに自身の初めての著書『限界？気のせいだよ！』を出版する。2025年2月27日、株式会社KADOKAWAから発売されるこの本は、佐藤の心の中に秘められた思考や哲学を余すところなく描いたものとなっている。彼は競輪界をけん引する存在であり続け、ファンからも「中年の星」として愛されている存在だ。

経歴と実績

佐藤は1976年に福島県で生まれ、高校を卒業後、1996年にプロデビューを果たした。彼の追い込み戦術は多くの競輪ファンの心を掴み、2003年には読売新聞社杯全日本選抜競輪でGⅠタイトルを手に入れた。その後も彼は成長を遂げ、2019年には43歳1カ月という年齢でKEIRINグランプリを制覇し、歴代2位の高齢優勝記録を樹立するという偉業を成し遂げた。現在も現役選手として第一線で活躍を続けている彼は、生涯獲得賞金が17億円を超えるまでに至っている。

限界を越えるための哲学

佐藤は、「限界」という言葉に真っ向から挑む姿勢を持っている。自身のトレーニングについて、「本当に死んでしまうのではないかと思う」と語るほど厳しいものだが、その努力こそが「最強の自分」を見つけるための手段であるとしている。40代、50代に突入すると、体力や気力が低下しがちで、競争社会から取り残されることがある。しかし、彼の言葉には「諦めない心」が宿っており、読者はそこに勇気を見出すことができるかもしれない。

その思考を形にする本書

『限界？気のせいだよ！』は、単なる競輪選手の回顧録では終わらない。競輪選手としての経験を基に、メンタルやフィジカルの限界を超えるために必要とされる思考を深堀りしている。読者は、競技だけでなく、ビジネスや人生全般においても役立つヒントを得ることができるだろう。さらに、本書は佐藤の人生哲学や目指すべき方向を示すものであり、彼がどのように自分を奮い立たせ、継続させているのかも知ることができる。

書籍詳細

- 書名：『限界？気のせいだよ！』
- 著者：佐藤慎太郎
- 刊行日：2025年2月27日
- 定価：1,980円（税込）
- 体裁：四六判並製・272ページ
- 発行：株式会社KADOKAWA
- ISBN：978-4-04-115123-5

1. はじめに
2. 大台の50代、大台の20億円を目指して
3. 競輪選手、佐藤慎太郎誕生
4. 「競輪道」とはなにか？
5. 頂だけを目指して
6. 心と体に限界はない
7. おわりに限界の先にある風景

この本を通して、佐藤慎太郎という一人の男がどのように限界を乗り越え、自身の道を切り開いてきたのかを知ることができるだろう。競輪ファンはもちろん、目標に向かって歩むすべての人にとって、力強いメッセージが盛り込まれた作品である。