音楽とサイエンスが交錯する贅沢な体験
神戸を拠点とする株式会社music2.0が、2026年にスペイン・バルセロナで開催される世界最大の音楽とアートの祭典「Sónar Barcelona 2026 +D」に、2年連続で登壇することが発表されました。このイベントでは、日本の音楽プロデューサー・浅田祐介が中心となるプロジェクト『Wabi Sabi Music Vol.2 “間(ma)”』が展開され、音楽と科学、アートが融合した画期的な体験が提供されます。
プロジェクトの背景
『Wabi Sabi Music Vol.2』は、音楽とテクノロジー、さらにはサイエンスを融合させ、イノベーションの創出を目指すプラットフォームです。2026年6月18日にLlotja de Marで行われるこのセッションでは、「間(MA)」という日本の哲学概念に焦点を当て、アートとテクノロジー、現実と仮想といった二つの極の間に広がる創造的な空間を探求します。
浅田祐介が「『間』から、一体何が立ち現れるのか?」という深い問いに答えを求め、サウンドスケープの融合を通じて新たな表現を模索しています。
イベントのプログラム
イベントの一環として、6月16日には名門校「ラサール大学」での国際共同プロジェクトも実施される予定です。このプロジェクトでは、最新のテクノロジーと日本伝統美術を組み合わせたイマーシブ・ライブ・インスタレーションが行われ、観客はその場で新しいアート体験を楽しむことができます。
プログラムの主な見どころ
1.
サイエンスデータの芸術的拡張
兵庫県のSPring-8から得た超高解像度の和紙データをもとに、美しいビジュアルがリアルタイムで生成・投影されます。この作品は、デジタルアートと伝統工芸が見事に融合したものとなります。
2.
「J-botanica」によるオーガニックなサウンド
浅田のピアノと日本画家・林樹里によるライブペインティングが同時に展開され、音・映像・絵画の相互作用が織りなすインタラクティブなアート体験が提供されます。
3.
医療に基づく音楽の影響
ハーバード大学医学部の根来秀行氏が、音楽と脳波、そして人体の関係について科学的な視点から解説し、新ユニット「The Veritas」としての新曲を披露します。
4.
学術研究の可能性
すべてのパフォーマンスは映像や絵画として記録され、ラサール大学との共同研究が進められる予定です。これにより、メディアアートと認知科学の横断的な学術論文への発展も期待されています。
「Kobe Calling 2026」への道しるべ
本プロジェクトは、神戸で開催予定の国際複合イベント「Kobe Calling 2026」の先駆けでもあり、最新の科学技術をグローバルに発信する重要なステップです。国内外から注目を集める中、神戸が持つサイエンスアセットを生かした実証実験として位置付けられています。
開催概要
- - 日時:2026年6月18日(木)14:30 - 15:15(現地時間)
- - 会場:Llotja de Mar (Stage Pati+D)
- - 公式ページ:Sónar
登壇者プロフィール
- - 浅田祐介:音楽プロデューサーとしての圧倒的な実績を持ち、エレクトロニックとアコースティックの融合を得意としたアーティスト。
- - 根来秀行:ハーバード大学客員教授として医学研究に従事しつつ、音楽家としても活動。
- - 林樹里:日本画の手法を駆使し、心と体に響く作品を生み出す新進気鋭の日本画家。
音楽と科学、アートが交わる『Wabi Sabi Music Vol.2』を通じて、神戸から世界へ挑戦する新たな潮流にぜひご期待ください。