サイレントシネマ2025
2025-08-27 15:37:17

国立映画アーカイブで楽しむ無声映画の魅力、『サイレントシネマ・デイズ 2025』

国立映画アーカイブで訪れる無声映画の祭典



来る2025年11月25日から30日まで、国立映画アーカイブにて盛大に開催される「サイレントシネマ・デイズ 2025」では、無声映画の魅力を生演奏や弁士による説明とともに楽しむことができます。

魅惑の無声映画たち


今回の上映企画では、特に注目を集めるのが国内初上映となる『除夜の悲劇』。この作品は1924年製作で、登場人物の繊細な表情や仕草を捉えた室内劇として知られています。ドイツキネマテークとの共同復元により、最も完全な版が上映され、当日の上映ではオリジナルスコアを使用した特別な演出が楽しめます。また、同作品は11月26日と30日に異なる形で披露され、観客を魅了することでしょう。

次に目を引くのが、齋藤寅次郎が手掛けた『明け行く空』。この1929年の作品は、その作品の歴史的な価値とともに、女性脚本家水島あやめの貴重な現存作品としての存在意義も含んでいます。喜劇の神様とも称される齋藤の作品の中で、シリアスなトーンの中に見られるユーモアが再発見されることでしょう。

さらに、無声映画の専門家による生の解説や、多彩な伴奏者たちが織りなす演出も見逃せません。弁士や伴奏者たちによるそれぞれの作品への新たな解釈を通じて、映像と音楽の融合を実感できることでしょう。

上映プログラムの詳細


日時 作品名 伴奏者
-----
11月25日 除夜の悲劇 -
11月26日 除夜の悲劇 クラウス・プリングスハイム
11月27日 月世界の女 天池穂高
11月28日 明け行く空 佐々木亜希子 / 永田雅代
11月29日 燈台守 Phew
11月30日 大疑問 柳下美恵

各上映の伴奏者のアプローチによって、視覚と聴覚の両方から新たな映画体験を提供してくれることでしょう。

この特別な上映は、無声映画の新たな魅力を再発見する素晴らしい機会ですので、是非ともお見逃しなくご参加ください。

開催概要


  • - 企画名:サイレントシネマ・デイズ 2025
  • - 会期:2025年11月25日(火)-30日(日)
  • - 会場:国立映画アーカイブ長瀬記念ホール OZU[2階]
  • - 主催:国立映画アーカイブ
  • - チケット料金:詳細は公式ホームページをご確認ください。

詳細な情報についてはこちらをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 無声映画 国立映画アーカイブ サイレント映画

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。