能登ヒバを使用した特別なクラシックギターの魅力と音色を堪能する祝日スペシャル
ラジオ番組『レコレール』が贈る特別企画「Sound of the Forest」。この祝日スペシャルでは、村治佳織が希少な能登ヒバを使用したクラシックギターを演奏し、その音色を初めて地上波で披露します。この楽器は、前年の豪雨災害を背景に、能登地方の森との深いつながりを持ち、復興への希望を託された作品です。
計画の背景
2024年9月、石川県能登地方では大雨による災害が発生し、地域の林業や木材生産に大きな影響を与えました。その中でも特に、能登の名産となっている「能登ヒバ」の供給が急減。そんな厳しい状況の中、地域の復興と可能性を見出すためのプロジェクトが立ち上がります。それが、能登ヒバを使用したクラシックギターの製作です。
プロジェクトは、木材流通企業のフルタニランバー株式会社の古谷隆明代表が中心となり、地元の木材を生かして新たな楽器を作り出すことを目的としています。そして、ギターの製作に携わるのは、河野ギター製作所の君島聡。彼の情熱と技術により、特別なギターが形になりました。
村治佳織の特別な参加
そして、このプロジェクトに参加するのが人気クラシックギタリストの村治佳織です。COLDPLAYとの共演で注目を集めた彼女は、前回のアルバム以来7年ぶりとなる新作『エターナル・ファンタジー』を控えています。村治が能登ヒバのギターに込められた想いを聞き、その音色を聴くことができるのは、本番組ならではの特典です。
村治は、スタジオでの生演奏を通して、能登の森から生まれたクラシックギターのサウンドを届けます。彼女の演奏は、独特の息遣いとともに、その楽器が強いメッセージを持っていることを体感させてくれます。
森の音色とリスナーへのメッセージ
このギターの音は、ただの音楽として捉えられるものではありません。能登のヒバには香り成分が含まれており、リラックス効果をもたらすと言われています。そのため、奏でられる「森の音」は、聴く人に安らぎを与えながら、地域の再生と希望のメッセージを伝える役割を果たします。
番組は、全国28局による放送に加え、radikoでのタイムフリー再生やエリアフリー再生によって、より多くのリスナーに届けられます。ぜひお聴き逃しなく、能登の豊かな自然と困難に立ち向かう人々の思いが込められた特別な音色に耳を傾けてみてください。
放送詳細
- - 番組タイトル: レコレール Holiday Edition ~Sound of the Forest~
- - 放送日時: 2025年9月23日(火・祝) 13:30~15:55
- - 放送局: JFN系列 28局予定
この特別な企画を通じて、まだ知らない能登の魅力と、その音楽に込めた想いを感じてみませんか?