JAF岐阜が提供する安全運転講習会
岐阜支部のJAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、県民の安全運転意識を高めるため、10月12日(日)に「ドライバーズセミナー 一般コース(半日)」を開催します。この特別な講習会は、日本ライン自動車学校を会場に、実際のマイカーを使用して実技を行います。
講習会の目的と内容
この講習会の主な目的は、参加者が自らの運転スキルを確認しつつ、クルマの特性を理解することです。特に、公道では体験できないスラローム走行や急ブレーキ体験、危険回避操作などを通じて、運転における自信を高めます。学ぶ内容は、以下のポイントに焦点を当てています。
運転姿勢の最適化
最初に学ぶのは、運転姿勢の調整です。適切な運転姿勢を理解することで、運転中の快適さと安全性が向上します。「自分でベストポジションだと思っていたが、見直すきっかけになった」との参加者からのコメントも。このように、運転姿勢を確認することで、より安全な運転につなげることができます。
クルマの死角を知る
運転席から見える死角を理解することは非常に重要です。特に、「少し離れた場所でも見えないものが多い」ことに気付くことができ、駐車場での事故を防ぐために一周確認する習慣を持つきっかけになるでしょう。
スラローム走行による運転技術向上
スラローム走行では、乗車姿勢やハンドル操作がチェックされます。「あわてない運転の大切さがよく分かった」との体験談もあり、この体験が運転時の冷静な判断を助けます。
急ブレーキによる速度感の習得
速度の違いを体感する急ブレーキでは、「今後スピードを押さえて運転をする」という意識が芽生えるきっかけになります。これにより、より安全な運転が実現できます。
危険回避操作を体験
走行中のとっさの危険回避動作を2つの異なる速度で体験することで、「この速度で走っていたら回避できない」と実感することができ、速度を守ることの重要性を再認識することができます。
イベント情報
この講習会は、10月12日(日)の12:00から15:40まで、日本ライン自動車学校(岐阜県加茂郡坂祝町深萱1301-3)で行われます。参加費用は、JAF会員が1,100円、一般が2,200円(税込)で、交通安全協会の会員はJAF会員と同額です。
なお、参加条件としては、運転歴が1年以上で、自家用車(ABS装備の任意保険に加入済み)で参加可能な方を対象としています。定員は10名(最少催行人数5名)で、応募者が多数の場合は抽選となります。
参加ご希望の方は、専用ウェブページからお申し込みください。締切は9月30日(火)17:00です。また、天候によっては中止となる場合もありますので、ご了承ください。
この講習会は、技術を学びつつ、安全運転を意識する貴重な機会です。自分自身の運転スキルを見直し、より安全なドライバーを目指しましょう!