香港映画が日本に
2025-10-06 14:49:58

サロンフィルムズ、日本での香港映画配給を本格化する新会社設立

香港映画の新しい波、サロンジャパンの挑戦



1949年に設立された「香港沙龍電影有限公司(Salon Films (H.K.) Ltd.)」が、その歴史ある名を受け継ぎ日本市場に進出しました。新たに設立された「サロンジャパン株式会社」は、東京都中央区にオフィスを構え、香港映画の劇場配給と宣伝を本格的に始動します。

劇場配給事業の背景と期待


サロンフィルムズは、過去65年以上にわたって、数多くの名作映画制作を支援しており、『死亡遊戯』や『花様年華』など、国際的な評価を受けた作品に携わってきた実績を持っています。これらの作品は今も多くの観客に愛されており、名実ともに香港映画界のリーダーとしての地位を確立しています。

具体的には、これまでサロンフィルムズは香港映画の制作支援に留まらず、広告やデジタルコンテンツ制作、ライブ配信事業にも手を広げ、中国やマレーシア、シンガポールにその拠点を持っています。日本でも2024年から香港映画の共同配給を予定しており、実績を積むことで更なる発展を目指しています。

このような背景から、サロンジャパンは日本市場における香港映画の配給・宣伝を活発に行う計画です。国内の配給会社や劇場関係者との連携を強化し、香港映画の魅力を広めていくことで、多様な作品ラインナップを提供するとともに、劇場文化の発展に貢献したいと考えています。

期待の新作『ラブ・ライズ』


サロンジャパンの単独配給第1弾として選ばれた作品が、香港映画『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛/英題:LOVE LIES)です。この作品は第43回香港電影金像奨でも6部門にノミネートされるなど、その評価は上々。このフィルムはロマンティック・コメディでありながら、オンライン詐欺や孤独といった現代的なテーマを鋭く描写し、「香港式ロマコメ」としても新たな可能性を開いた一作となっています。

本作は広範な年代から支持を受けており、あいち国際女性映画祭2025でも海外招待作品として上映予定です。映画の公開日や詳細については、追って公式から発表される予定です。

会社概要


サロンジャパン株式会社は、2001年に設立された企業で、香港映画を中心とした買付・配給・宣伝の事業を行っています。また、映像関連事業や業務用撮影機材の販売にも力を入れています。
【会社情報】
  • - 社名:サロンジャパン株式会社
  • - 所在地:東京都中央区日本橋兜町5-1 兜町第1平和ビル3階
  • - 代表者:汪 アンドリュー
  • - 設立:2001年11月28日
  • - 資本金:1,000万円
  • - 事業内容:香港映画を中心に、買付・配給・宣伝事業、映像関連事業、業務用撮影機材販売事業を営む
公式サイト: サロンジャパン公式サイト

連絡先


本記事に関してのお問い合わせはサロンジャパン株式会社まで、メールでご連絡ください。
E-mail: salonjp@salonmedia.com

香港映画に興味がある方は、今後の展開とともに新作の情報をお楽しみに!


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