渥美清没後30年特集上映
神保町シアターでは、2026年3月14日から4月3日までの期間で、国民的俳優・渥美清の特集上映を実施します。渥美清は、映画とテレビにおいて多彩なキャリアを持つ演技派であり、特に「男はつらいよ」シリーズの車寅次郎役で知られています。彼の没後30年を記念して、彼の映画人生に焦点を当てたこの特集上映は、古き良き日本映画をフィルムで体験できる貴重な機会となるでしょう。
渥美清は1928年、東京・上野に生まれ、軽演劇を経て戦後の日本の舞台で活躍しました。その中で、1954年には肺結核を患い、一時は芸能界から離れますが、1950年代後半にテレビで復帰。「夢であいましょう」や「若い季節」といった番組で人気を博し、特にドラマ、喜劇、時代劇など幅広いジャンルでの演技力が評価されました。
渥美清が特に多くの視聴者に親しまれたのは、1968年に始まった「男はつらいよ」シリーズによるものです。この作品は彼の象徴的な役柄であり、国民的なスターに押し上げる原動力となりました。シリーズは実に27年も続きましたが、その中で渥美は家族、友情、恋愛など、さまざまなテーマに挑戦し続け、観客の心を掴みました。彼の演技は、シリアスなテーマもコミカルな場面も、常に独自の温かさと深さを持つものでした。
今回の特集では、「男はつらいよ」人気投票で上位に選ばれた作品を中心に、渥美清の魅力を多面的に紹介します。上映作品には、『拝啓天皇陛下様』をはじめ、『あゝ声なき友』、『友情』、さらには『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花』など、彼が出演した全12作品がラインナップされています。特に、彼が自ら製作に関わった作品や、東宝で主演した珍しいラブコメディも上映されるため、ファンは見逃せません。
上映スケジュールについては、神保町シアターの公式ウェブサイトで詳細を確認可能です。入場料金は一般1400円、シニアは1200円、学生は1000円と、非常にリーズナブルです。古い映画をフィルムで楽しむ貴重な体験を通じて、渥美清の映画の深淵を覗くチャンスをお見逃しなく!
上映作品リスト
1. 拝啓天皇陛下様 (1963)
2. あゝ声なき友 (1972)
3. 友情 (1975)
4. 男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花 (1980)
5. 僕はボディガード (1964)
6. 父子草 (1967)
7. 喜劇・男は愛嬌 (1970)
8. 男はつらいよ寅次郎サラダ記念日 (1988)
9. 東海一の若親分 (1961)
10. あいつばかりが何故もてる (1962)
11. 八つ墓村 (1977)
12. 男はつらいよ旅と女と寅次郎 (1983)
詳しくは、
神保町シアターの公式ホームページをご覧ください。