ピーコック魔法瓶のアイスパックシリーズ、出荷数急増を記録！猛暑に備えたヒット商品とは

ピーコック魔法瓶のアイスパックシリーズに注目

暖かくなる季節、特に夏の訪れを控え、ピーコック魔法瓶工業株式会社が手掛ける携帯用保冷氷のう『アイスパックシリーズ』の人気が急上昇しています。今年の春先の3か月で出荷数はなんと30万本を超え、シリーズ累計で50万本以上となりました。この数字は、過去4年間の月平均出荷数に比べ約19倍のペースであり、消費者にとってのその人気の理由を紐解いてみましょう。

暑さに備えるための画期的な商品

アイスパックは、ピーコック魔法瓶がその真空断熱技術を応用して開発した製品です。年々増加する熱中症の脅威に応える形で、持ち運べる氷のうとして誕生しました。この商品が市場に登場したのは2021年ですが、当初はそのユニークなデザインから理解されず、売上が伸びずに悩む時期もありました。しかし、2023年の夏にはSNSなどで話題になり、多くの人々に受け入れられるようになりました。

新たなラインアップの登場

2025年3月には、従来のサイズに加え、より小型で携帯しやすい『ミニアイスパックポケット（ABB-S07）』や、さらなる保冷性能を求めた『アイスパックシリコーン氷のうタイプ（ABB-L30）』など、ラインアップが拡充。これにより、より多くのニーズに応えられるようになりました。この3ヶ月間でこれら新商品も加わり、急増した出荷数に貢献しています。

熱中症対策と猛暑予報

今夏も日本気象協会によると、例年以上に気温が高くなる予報が出されています。すでに一部地域では「厳重警戒」レベルの熱中症予防情報が発表されており、早めの対策が求められています。アイスパックシリーズのような冷却商品は、これからの季節において特に重宝されるアイテムとなることでしょう。市場での在庫不足が報告されるなど、その人気はますます高まっています。

使いやすさと保冷性能

アイスパックシリーズの最大の特徴は、その冷たさが持続する点です。氷や氷水を使用する氷のう自体が適度な冷たさを保ち、専用保冷ホルダーを利用することでその冷たさをキープ。お帰りまで冷却が可能なため、その利用シーンは家庭だけでなく、スポーツやアウトドアでも広がります。また、シリコーンや布を使用した素材は、年齢を問わず安心して使用できる肌触りの良さも魅力の一つです。