中山七里デビュー15周年記念！最新作『いまこそガーシュウィン』文庫版に注目

中山七里デビュー15周年！最新作『いまこそガーシュウィン』文庫版

2025年8月5日、中山七里氏のデビュー15周年を迎え、待望の最新作『いまこそガーシュウィン』が文庫版として発売されます。この作品は、音楽とミステリーが融合した魅力的なストーリーを描いており、ファンの期待が高まっています。

累計185万部突破の岬洋介シリーズ

『いまこそガーシュウィン』は、岬洋介というピアニストが事件を解決していく人気の推理小説シリーズの最新作です。このシリーズは、著者のデビュー作『さよならドビュッシー』から始まり、現在までに累計185万部を超える売上を記録しています。2022年10月から電子書籍限定で連載されていた本作が、2023年9月に書籍化され、ついに文庫版が登場します。

あらすじの魅力

物語は、アメリカの著名なピアニスト、エドワードが大統領選挙による人種差別の高まりを背景に、音楽を通じて何かできることを模索する様子から始まります。彼は、カーネギーホールでのコンサートでガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏することを決意しますが、マネージャーの反対に遭遇します。そのため、岬洋介との共演を望み、急遽彼に助けを求めることになります。一方、物語の裏では新大統領の暗殺計画が進行しており、緊迫感が漂います。このように、音楽とミステリーが巧みに絡み合ったストーリー展開が楽しめます。

中山七里の多才な作品群

また、2025年6月には中山七里氏の未収録作品を集めた短編集『中山七里短いお話ほぼ全部短編＆掌編＆エッセイほぼ全仕事！』も発売されます。この作品は、著者のユニークな視点で語る短編やエッセイを47篇収録しており、ファンにとっては必見の一冊となっています。

この短編集には、短くても充実したストーリーが詰まっており、各作品には自作解説も付いています。このように、多岐にわたる創作活動を行なう中山七里氏の世界観を堪能できる内容になっています。

取材・テレビ出演の可能性も

中山七里氏は、執筆活動だけでなく、取材やテレビ出演も受け付けているため、今後のメディア出展も楽しみですね。豊富な作品ディスコグラフィーを持ち、『さよならドビュッシー』での受賞歴もある彼の経歴は、作家ファンにとって興味深いものです。音楽とミステリーが交差する独自の世界に触れる絶好の機会をぜひお見逃しなく。

加えて、『いまこそガーシュウィン』の文庫版には、人気漫画家の石塚真一氏やピアニストの菊池亮太氏から寄せられたコメントが帯に掲載されており、さらに読者の興味を引きます。

この夏、音楽とサスペンスが交錯する物語の世界に飛び込んでみませんか。中山七里の新たな一歩を祝福しながら、その作品に触れることを強くお勧めします。