日本ミニマム級王者松本流星が世界進出を目指す重要な一戦を迎える！

日本ミニマム級王者松本流星が挑む未来の戦い

ボクシング界で目覚ましい成績を収めている日本ミニマム級王者、松本流星選手。彼は新たなステージを迎え、次なる試合には世界への扉を開く鍵が込められています。2025年6月7日、後楽園ホールで行われるこの試合は、U-NEXTによってライブ配信される予定です。

試合の概要

松本流星選手は、フィリピンのジョン・ケビン・ヒメネス選手との106ポンド契約10回戦に臨みます。この試合は防衛戦ではありませんが、松本にとって次なるステップを示す重要な試合となります。

松本選手は、WBAの世界ランキングでも同級2位に位置付けられ、他の3団体でもランクイン。試合前のインタビューでは、「いつでも世界戦に出られる準備はできている」と自信を見せています。彼は今後の試合でのパフォーマンスが評価されることを意識し、しっかりと勝利を目指すと決意を表明しました。

意識する同門の存在

松本選手は同じ年齢の那須川天心選手と自らの立場を比較し、先を見据えた挑戦を意識しています。天心選手は既に試合が決まっており、それに果敢に挑んでいる姿勢を見習い、自らも「先を考えつつ、勝つことが大事」と語りました。

相手の特徴

対戦相手のヒメネス選手はフィジカルが強く、好戦的なスタイルが魅力です。松本選手は、ヒメネス選手が意外なテクニックも持っていると警戒しつつ、自身の速い右ジャブやタイミング抜群の左フックでヒメネスを攻略する考えです。両者の力がぶつかるこの試合は、松本選手の真価を試す場とも言えます。

セミファイナルの金子虎旦選手

この試合のセミファイナルには、スーパーバンタム級に転向した金子虎旦選手が登場します。彼はフィリピンのジェイ・フランシス・ブライ選手との8回戦に挑みます。金子選手は体重変動について「ほんの少しの減量で済む」と語り、快適に試合に臨む準備を整えています。スピードを活かしつつ、相手に有利を許さない戦いを目指す姿勢が見られます。