福岡大学の松原選手、全日本学生ウエイトリフティング大会で見事優勝

福岡大学・松原選手が全日本学生ウエイトリフティングで優勝

5月16日から18日までの三日間にわたり、大阪・羽曳野市のはびきのコロセアムにて開催された「第71回全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会」。この大会で福岡大学の松原尊選手が男子61Kg級にて見事優勝を果たしました。

松原選手のウエイトリフティングとの出会い

松原選手は、ウエイトリフティングを父親の影響で始めました。幼い頃から体を動かすことに興味があり、父の誘いによって競技に取り組むことになったそうです。初めの頃はうまくいかず苦労したこともあったと語ります。しかし、練習を重ねるにつれて少しずつ成果を出せるようになり、それが彼を競技の世界に留まらせる原動力となりました。

大学での初大会での優勝

松原選手は、大学に入学後すぐの初めての大会で優勝を果たし、その結果に驚きと喜びを感じた様子です。「まさか優勝できるとは思ってもいなかった」と振り返る彼。大会前には緊張感もあったものの、これまでの練習の成果を信じて積極的にプレーに臨んだ結果が優勝につながったと自信をのぞかせました。

今後の目標とライバル

大会での成功を喜びつつも、松原選手は自身のプレーに対する反省点も感じているようです。「優勝はしたものの納得はしていない」という言葉からも、さらなる向上心が伺えます。彼は今後、課題を整理しつつ再び表彰台に立つために練習を続けると決意しています。

また、松原選手にはウエイトリフティングを行っている高校生の弟がいて、彼は松原選手の練習相手であり、最大のライバルでもあります。「弟に負けないように頑張る」と意気込む松原選手の姿勢から、競技者としての真摯な挑戦が感じられます。

このように福岡大学の松原尊選手は、ウエイトリフティングの魅力を存分に活かしつつ、今後も成長を続けていくことでしょう。彼の競技の世界での活躍は、これからも目が離せません。