ナショナル・シアター・ライブ『博士の異常な愛情』劇場公開の予告映像が完成！

ナショナル・シアター・ライブ『博士の異常な愛情』日本公開

来る5月9日から、ナショナル・シアター・ライブによる舞台『博士の異常な愛情』が日本の劇場で上映されることが決定しました。この作品は、スタンリー・キューブリックが導き出したブラック・コメディの傑作映画を原作としており、イギリスの名門ノエル・カワード・シアターで実際に上演された際の舞台を収録したものです。

ストーリーとキャストの魅力

本作では、スティーヴ・クーガンが4役を一手に演じることで話題になっています。彼の演技力に加え、ショーン・フォーリー監督の手腕が光るこの舞台は、60年代の作品ながらも現代的な視点を取り入れており、核戦争の恐怖というテーマが今の時代にふさわしい意味を持ち合わせています。アメリカの悪徳将軍が引き起こした核攻撃に立ち向かうため、政府と風変わりな科学者が奮闘するシュールな展開は、観客を引き込むこと間違いなしです。

また、スティーヴン・クーガンはBAFTA賞を7度受賞しており、そのコメディセンスと演技力は期待大です。彼が4役を演じ分ける様子は、見る者に新鮮な驚きと笑いをもたらすことでしょう。

現代における「博士の異常な愛情」

核兵器に対する関心が高まりつつある中、今回の舞台上映は特別な意義を持ちます。社会や国際情勢に対する警鐘としても捉えることができる本作は、観る者に強いメッセージを伝えます。私たちはこのような作品を通じて、過去から学ぶことができるのです。

上映情報

上映は5月9日から15日まで、TOHOシネマズ日本橋、シネ・リーブル池袋、大阪ステーションシティシネマ、アップリンク京都、TOHOシネマズ西宮OSの5つの劇場で行われます。また、6月には栃木県の小山シネマロブレでも上映が予定されているので、ファンの方はぜひチェックしてください。

予告映像で雰囲気を味わおう！

予告編はすでに公開されており、特に30秒の映像と15秒の短縮版がYouTubeで視聴可能です。リンクをクリックして、一足早く作品の雰囲気を味わいましょう。

『博士の異常な愛情』 30秒予告

そのほかのNTLive作品

ナショナル・シアター・ライブは、他にも多くの作品を展開しています。4月には『ナイ～国民保険サービスの父～』や『ワーニャ』など、各地で上映されており、さまざまなジャンルの舞台を楽しめる機会が増えています。

今回の『博士の異常な愛情』は、ブラックユーモアとシュールなストーリーが見所。ぜひ、劇場でその魅力に浸ってみてください。