ヴィアティン三重、Jリーグ参入に向けたクラブライセンス申請を発表

ヴィアティン三重がJリーグ参入に向けてクラブライセンスを申請

三重県初となるJリーグクラブの誕生を目指すヴィアティン三重は、2026年シーズンに向けて必要となる「J3クラブライセンス」の申請を行ったことを発表しました。クラブの関係者一同は今シーズンも全力で戦い、J3入会への道を一歩ずつ進めていく決意を固めています。

応援に感謝するクラブの姿勢

これまでのシーズンを振り返ると、ホームゲームでは8試合の合計入場者数は17,584人にのぼり、1試合あたりの平均入場者数は2,198人と非常に活気のある数字を記録しています。これはファンや地域の皆さまがクラブを支えてくださった賜物です。クラブは、来場者の熱い応援と創り上げられるスタジアムの雰囲気に心から感謝の意を表しています。

クラブライセンス申請の流れ

クラブライセンスは毎年更新されるもので、申請は年に1回行われ、締切は6月末です。続いて、7月から8月にかけて審査が行われ、9月末には第一審によるライセンス交付判定が出されます。ヴィアティン三重は2020年に初めて申請を行い、これまで5シーズン連続でJ3ライセンスの交付を受けています。

JFLからJ3に入会するためには、ライセンスの交付判定を受けるだけでなく、いくつかの条件を満たさなければなりません。その中には、前年度のJFLリーグ戦でのホームゲームにおいて、1試合平均入場者数が2,000人以上、年間の入場料収入が1,000万円を超える必要があります。また、短期的に資金難に陥るリスクが非常に低い状態にあることも求められています。

Jリーグ入会に向けた課題

JFLでの成績も重要な要素となります。JFLでの最終順位が2位以内であること（1位は自動昇格、2位はJ3・JFL入れ替え戦に勝利する必要あり）や、その他Jリーグ規約第17条に定める要件の遵守も忘れてはなりません。これら全ての要件を満たすことで、晴れてJ3への道が開かれるのです。

次回のホームゲーム情報

次回のホームゲームはJFL第17節。三重県サンクスマッチとして、佐藤製作所DAYを開催します。対戦相手は飛鳥FC。日程は2025年7月19日（土）、キックオフは19時から、会場はLA・PITA東員スタジアムです。この試合でも、ファンとともに熱い応援で選手たちを後押しし、J3入会へ向けた大きな一歩を踏み出すことが期待されています。