絶縁材料寿命試験
2026-05-19 12:24:56

JFEテクノリサーチが提供する絶縁材料寿命試験サービスの新展開

JFEテクノリサーチが新たに開始した絶縁材料寿命試験サービス



JFEテクノリサーチ株式会社が革新的なサービスを発表しました。これは、EVや産業機器向けの絶縁材料・部品の寿命評価サービスです。このサービスでは、高性能インバータが動作する際のスイッチングを模擬したパルス波電圧を用いて、絶縁材料や部品の耐久性を高度に評価します。特に、国内でも希少な最新鋭のV-t試験用高圧パルス波電源を導入し、急峻な立ち上がりを持つスイッチング波形を再現可能にしました。

近年の背景と課題


近年、EVや産業機器の分野ではインバータ駆動の性能向上が著しく進んでいます。それに伴い、モータ巻線などの絶縁材料には、以前よりも優れた耐パルス電圧性能が求められています。インバータのスイッチングによって発生するサージ電圧は、従来の正弦波ベースの評価では予測が困難で、これが絶縁劣化を引き起こすことがあるのです。そのため、実際の駆動環境を忠実に模擬したV-t試験の重要性が増しています。

JFEテクノリサーチのサービス特徴


この新サービスにはいくつかの優れた特長があります。まず、実際のインバータドライブ時の波形を再現する高精度なパルス波形です。立ち上がり時間は150ナノ秒以下で、正負交互の矩形波を継続的に印加します。サージ電圧および立ち上がり速度は精密に制御されており、実駆動環境に近い条件で絶縁破壊が起こるまでの時間を正確に評価できます。

次に、広範な環境条件での試験が可能である点です。試験に使用する印加電圧は0~±5kVであり、繰り返し周波数は0.1~30kHz。さらに、温度条件は-70~200℃まで対応でき、湿度コントロールも行えるため、さまざまな環境を想定した絶縁寿命評価を行うことができます。また、減圧環境や油中試験にも対応しています。

最後に、V-t試験から得られた結果をもとに、実際の使用条件下での寿命を高精度で予測することができます。印加電圧と絶縁破壊時間の関係式を導き出し、この評価を実施します。

パルス波の波形イメージ

今後の展望


この新サービスは、モビリティ、発電機、パワーエレクトロニクス分野などで進化し続ける絶縁材料開発の推進力となることを目指しています。また、JFEテクノリサーチは部分放電の評価や材料分析なども行っており、絶縁材料開発の多角的な支援を行っています。

今後もさらなる測定技術の向上を目指し、顧客の製品開発サイクルの短縮と品質向上をサポートしていく所存です。興味を持たれた方は、ぜひこちらのリンクから詳しい情報をご覧ください。

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JFEテクノリサーチ株式会社について


JFEテクノリサーチ株式会社は、東京都千代田区に本社を構える企業で、試験・実験の計画から測定、データ解析、評価、コンサルティングまで幅広くサービスを展開しています。詳細はこちらのホームページをご覧ください。


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