危険物規制に関する省令改正案への意見公募について

一部改正の背景

消防庁は、危険物の規制に関する省令の改正案を発表し、その意見を公募しています。この改革は、危険物の取り扱いや管理の安全性を高めることを目的としています。特に重要なのは、消防活動を阻害する物質の指定です。これにより、危険物に関する管理がより厳格になり、安全確保が図られることでしょう。

改正の主な内容

今回の改正案では、具体的に４−［2−（4−ターシャリ−ブチルフェニル）エトキシ］キナゾリン、通称フェナザキンが消防活動を阻害する物質として新たに指定されることが提案されています。この物質は、通常の条件下では私たちの身近な場所で使用されることは少ないものですが、特定の環境では危険を伴うため、規制を強化する必要があるとされています。

意見公募の概要

意見公募は令和7年12月26日から令和8年1月29日までの期間で実施されます。公募の対象となるのは、危険物の規制に関する省令の改正案です。この期間中に寄せられた意見は、法令の最終的な内容に影響を与える可能性があるため、公共の安全に関心を持つ多くの市民からの参加が望まれています。

意見提出に関しては、詳細が別紙に記載されていますので、興味のある方はぜひご確認の上、参加していただきたいと思います。提出方法は、郵送または電子メールで行うことができます。