フィットイージーと海津市が手を組む
全国でアミューズメントフィットネスクラブを展開するフィットイージー株式会社が、岐阜県海津市との包括連携協定を締結しました。この連携は、フィットネスを通じた健康の促進と地域活性化を目的としており、双方にとっての新たな挑戦となります。
包括連携協定の締結に関する情報
この協定は2025年11月19日に海津市役所で締結され、海津市の横川真澄市長とフィットイージーの中森勇樹副社長が出席しました。協定の内容は、4つの大きな分野に分かれており、具体的には以下のような取り組みが含まれています。
健康増進に関する取り組み
市民が参加できる健康イベントの開催や、健康診断受診者向けの運動機会の提供が計画されています。また、運動の促進を図る活動が行われます。このようなイベントを通じて、地域の人々が健康に関心を持つきっかけを創出します。
フィットネスを通じたまちづくり
フィットネスという側面から海津市のまちづくりを促進するため、インストラクターの派遣やボディメイクコンテストへの参加者を招待するイベントが実施されます。地域住民が楽しくフィットネスに参加できるプログラムが用意される予定です。
地域活性化イベント
地域の活性化を図るため、アスリートを招いて行うイベントが考えられています。フィットイージーのリソースを活用し、スタートアップイベントや地域交流の場を創出することで、地域の結束力を高めることが期待されています。
防災・減災対策
海津市のフィットイージー店舗を、一時避難所として利用することや、防災協力を行う取り組みも含まれています。このように、地域の防災能力を向上させるための取り組みにも力を入れています。
海津市の新たな挑戦
海津市は2025年に市制施行20周年を迎えるにあたり、「生涯繁盛」をキャッチコピーに掲げています。地元の魅力を発信し、子どもからお年寄りまで全世代が楽しく暮らせるまちを目指しており、最近では公式ファンクラブや野外音楽フェスの開催など、地域の活性化に積極的に取り組んでいます。
横川市長は、「健康こそが生涯繁盛を実現するための最重要課題」と語っており、フィットイージーとの連携を通じて、地域の新たな価値を創出することに期待を寄せています。
フィットイージーの多角的なサービス
フィットイージーは、単なるトレーニングマシンだけでなく、シミュレーションゴルフやプライベートサウナ、セルフエステ、コワーキングスペースなど、多彩な施設を全国に展開しています。特に、2025年8月にオープンする海津市の新店舗は、地域の人々にとって「楽しみながら健康になれる場所」として機能することが期待されています。
コメント
海津市の横川市長は、「フィットイージーとの提携は、健康をテーマに地域を盛り上げるための素晴らしいパートナーシップ」と評価し、今後の活動に期待を寄せています。一方、フィットイージーの中森副社長は、「この連携は会社の成長にとって大きな挑戦であり、人々の元気をサポートできる自信を持って取り組んでいく」とコメントしています。
今回の協定を契機に、地域の健康と活力がますます高まることが期待されています。