日本初!縦型ショートドラマスタジオ「studio505」開設
2023年10月、東京都に本社を置く株式会社GOKKOが日本初となる「縦型ショートドラマ特化型撮影スタジオ」『studio505』を設立しました。このスタジオは、スマートフォンでの視聴を考慮した高品質なカメラワーク、ライティング、セットデザインなどが施され、年間に約1,000本のショートドラマ制作を目指しています。
GOKKOの誕生と背景
GOKKOは、2021年に設立されたクリエイター集団「ごっこ倶楽部」が源流です。その後、急速に成長し、さまざまなショート動画を制作・配信。この結果、TikTokやYouTube Shortsでの累計再生回数は50億回を突破し、日本のショートドラマシーンをリードしています。来る2025年2月15日には、『POPCORN』という新しい縦型ショートドラマアプリの立ち上げも控えており、さらなる進化が期待されています。
『studio505』の魅力
『studio505』は、総面積505坪、さまざまなシチュエーションを模した全18セットを完備しており、従来の横型映像とは異なる視聴体験を提供します。例えば、学校、オフィス、バー、リビング、カフェなど、視聴者が最も没入できる映像を追及した環境が整っています。これにより、クリエイターたちは自由な発想で作品を生み出すことが可能です。
効率的なプロダクションとクリエイター支援
新たな市場ニーズに応えるため、短尺動画制作における効率を最大限に引き上げています。制作の過程は監督、脚本、撮影、編集まで一貫して行われ、クリエイターがスピーディーに高品質な作品を生み出せる体制を整えています。また、数多くの作品を通じて、新進気鋭の若手クリエイターの才能を発掘、育成する機会も提供しており、将来的にはオリジナルIPの開発や海外展開を見据えています。
新しい視聴体験を目指す『POPCORN』
2025年2月15日には『POPCORN』という新しいアプリがリリース予定で、これにより多様な縦型ショートドラマを手軽に楽しむことができるようになります。「短尺動画=SNS消費型」という既成概念を超え、「短時間でも心を動かす本格ドラマ」という新しい視聴体験を提供することを目指しています。
GOKKOの期待される成長
GOKKOは2024年にTikTok Awardでの受賞や大規模な資金調達を成功させるなど、注目の企業となっています。今後も『studio505』の設立を契機に、ショートドラマ市場のさらなる成長を促進することでしょう。
メディア公開イベントの開催
2025年2月26日には、『studio505』の撮影環境を直接体験できるメディア関係者向けの公開イベントが実施されます。これは、撮影環境のデモンストレーションや縦型ショートドラマの可能性についてのトークセッションが予定されており、業界内での大きな注目が集まっています。
まとめ
日本初の縦型ショートドラマスタジオ『studio505』は、クリエイターにとって新たな作品制作の場を提供し、ショートドラマという新しい文化を国内外に広めることが期待されています。これからの展開から目が離せません。