荻原選手がW杯優勝
2025-12-17 18:46:53

荻原大翔選手がFISスノーボードW杯で劇的逆転優勝!

荻原大翔選手がFISスノーボードW杯で逆転優勝



今年の冬、豪快なパフォーマンスが観客を魅了しました。日本の若きスノーボードアスリート、荻原大翔選手が、12月13日に米国コロラド州のスチームボートで開催されたFISスノーボードワールドカップビッグエアにおいて、見事に逆転優勝を果たしました。この成果は彼の疲れ知らずの精神力と卓越した技術を証明しています。

荻原選手は、1本目で35.25点と厳しいスタートを切りましたが、その後のパフォーマンスで持ち前の修正能力を発揮。2本目ではフロントサイドトリプルコーク1800を成功させ、85.50点を獲得。この結果がきっかけとなり、逆転のチャンスが生まれました。迎えた最終3本目で、彼は世界最高峰の高難度トリック「バックサイド1980」を完璧に決め、94.75点という素晴らしいスコアを記録。最終的には合計180.25点を取得し、わずか1ポイント差でチームメイトの木村葵来選手を抑えて優勝を果たしました。

さらに注目すべきは、同大会において女子の部でも日本代表の鬼塚雅選手が優勝したことです。男女同時優勝という快挙により、日本勢の強さを改めて示す結果となりました。

荻原選手は大会後のインタビューで、応援してくれるファンへの感謝を表明し、その上で今後のスロープスタイルやX GAMESに向けた意気込みを語りました。「ネコママウンテンでの練習を経て、様々な大きな大会にしっかりと照準を合わせていきます」と語り、さらなる成長を誓いました。地元の「ネコママウンテン」で行う練習に関しても触れ、「一緒にウィンターシーズンを楽しもう」と呼びかける姿勢は、彼の人柄を表しています。

そして荻原選手が凱旋する場ともなる「第32回全日本スキー選手権大会 スノーボード競技ビッグエア」が2026年2月26日にネコママウンテンで初めて開催されることが決定しました。本大会は日本代表クラスのトップ選手が集結し、真の日本一が決まる重要な戦いです。地元ファンにとっては、荻原選手の圧倒的なパフォーマンスを生で目にできる貴重な機会となります。観覧は無料なので、ぜひ足を運んで彼の勇姿をご覧ください。

荻原選手のプロフィールを見てみると、彼は3歳でスノーボードを始め、中学生でプロ資格を取得したという驚異的な経歴を持っています。特に、2022年に世界で初めて成功させた「BS2160(6回転)」や、2025年には「BS2340(6回転半)」を達成するなど、『スピンマスター』の異名を持つ次世代アスリートとして、これからの活躍が期待されます。

最後に、荻原大翔選手の今後の活躍に皆で声援を送りながら、一緒に楽しむウィンターシーズンを迎えましょう。彼の努力と情熱が報われる瞬間を、私たちも見逃さないようにしましょう。


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